■ ジュロヴスキー監督になって2試合目J2の14節は5月12日(土)に7試合が開催された。J2は年間で42試合を戦うリーグ戦なので14節が終了するとちょうど全日程の1/3を消化したことになる。長丁場のJ2のリーグ戦も序盤から中盤戦に差し掛かっているが13節を終えた時点で2勝8敗3分けで勝ち点「9」のみ。最下位の22位と低迷する京都サンガはアウェイの鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦した。
ジュロヴスキー監督になってから2試合目だったが前半27分に20才のMF小西が得意の左足でダイレクトシュートを決めてホームの徳島が先制に成功する。1対0で逃げ切った徳島は3連勝。ようやくエンジンがかかってきた。G大阪ユース出身で20才のMF小西は嬉しいJリーグ初ゴールとなった。徳島県出身となるが「徳島県出身の選手が徳島ヴォルティスの一員としてゴールを決めたのは10年ぶり」と報じられている。
敗れた京都はこれで3連敗。最下位脱出はならなかった。ジュロヴスキー体制になってからは2戦2敗。最大の起爆剤である監督交代でも大きな流れは変わらなかった。非常事態を迎えているがこの日は新外国人のMFマティアス・カセラスとユース出身で18才のGK若原を初めて先発で起用するなどテコ入れを図った。期待のウルグアイ出身のMFマティアス・カセラスはあまり活躍できず。前半のみで交代となった。