20位 : サンフレッチェ広島 (1994年)→ イギリス出身で組織的なサッカーを志向するバクスター監督の下、この年の1stステージを制覇した。CSでは満身創痍のMFラモスの獅子奮迅の活躍もあってV川崎に2連敗したがサプライズを巻き起こすシーズンになった。「アジアの大砲」と言われた日本代表のFW高木琢、チェコスロバキア代表の中心選手だったFWハシェック、韓国代表のFW盧廷潤などが躍動。MF風間とMF森保のWボランチも強力だった。
19位 : 浦和レッズ (2004年)→ 優勝に届きそうでなかなか届かないシーズンが続いたがこの年の2ndステージで初のステージ制覇を達成した。抜群のスピードを持ったFWエメルソンが躍動。26試合で27得点を挙げて得点王に輝くなどJリーグの主役になった。水戸から加入したDF闘莉王が守備の要として活躍。アテネ五輪にも出場したFW田中達の頑張りも目立った。FWエメルソンとFW田中達を中心とした高速カウンターが威力を発揮した。
18位 : 清水エスパルス (1999年)→ サッカー処の清水市で活動しながらなかなか優勝に届かなかった清水にとって1999年はメモリアルなシーズンになった。1stステージは3位、2ndステージは優勝。CSは惜しくもPKで宿敵の磐田に敗れたがGK真田、DF斉藤俊、DF森岡、MFアレックス、MF澤登、MF伊東輝がベストイレブンに選ばれるなどこの年のJリーグの主役は清水だった。静岡ダービーとなった磐田とのCSはJリーグの名勝負と言われている。