■ 5月6日(日)に休養することが決定2勝6敗3分けで勝ち点「9」。自動降格圏となる21位に低迷する京都は5月6日(日)に布部監督の休養を正式に発表した。ジュロヴスキー氏が13節の山口戦(H)は指揮を執ったが「事実上の解任」と言える。ずっとフロントは布部監督をかばい続けてきたがJ3降格の危機を迎えている現状では致し方なしと言える。おひざ元の京都新聞には「スポンサーからも監督交代を求める声が強まったという。」と記載されている。
GWの連戦の途中での監督交代でほとんど準備期間が無い中で山口戦(H)を迎えることになったがこれだけ結果が出ておらず、また、内容的にも芳しくない試合が続いていることを考えると「監督交代」というのは当然の選択ではあるが、布部監督の手腕に関しては早い段階から不安視する声が多かった。1年と数か月の間、京都を指揮してきたが、「今回の決断については遅すぎた決断だった。」と言わざる得ない。
昨シーズンもスタートダッシュに失敗して「解任した方がいいのでは?」という話になった。開幕7試合は1勝5敗2分けで21位。同じように降格圏に位置したが8節の愛媛FC戦(H)の前に大改革を実行。FW闘莉王をフォワードにコンバートする奇策が成功して8節以降は11試合負けなしと突っ走った。勝ち点を積み上げて12位まで順位を上げたがその後は勝ったり負けたりを繰り返して最終的には12位に終わった。