■ 前代未聞の騒動J1の12節の横浜FM vs 磐田(@日産スタジアム)の後半の終盤に起きたMFギレルメの暴力行為はJリーグならびにサッカー界全体のイメージダウンにつながる。当日は日産スタジアムに約2万人の観客が集まったが後味の悪い試合になった。ホームで1対3で敗れて今シーズン6敗目を喫した横浜FMはもちろんのこと、3対1で勝利して勝ち点「3」を獲得した磐田にとってもダメージの大きい試合になってしまった。
公式記録を見ると後半30分にMFギレルメは1枚目のイエローカードを受けており、さらに後半35分に2枚目のイエローカードならびにレッドカードを受けている。試合映像で確認すると後半30分のイエローカードの場面は左サイドでMFギレルメがスローインをしようとしている時に提示されている。3対0のスコアからMF仲川がゴールを決めて2点差になった直後で「遅延行為によるイエローカード」だったと思われる。
2枚目のイエローカードは後半35分と記録されている。横浜FMのMFユン・イルロクがスピードに乗った状態でカウンターのチャンスを得たがMF小川大ならびにMFギレルメが対応。ハーフウェイライン付近でファールで止められたがリプレーを見る限りではMF小川大が後ろから引っかけているように見える。「MFユン・イルロクに対するファールでMFギレルメに(2枚目の)イエローカードが出た。」とは考えにくい。