■ 前代未聞の出来事5月2日(水)に行われたJ1の12節の横浜FM vs 磐田(@日産スタジアム)は大荒れの試合になった。スコアは3対1。アウェイの磐田が勝利して貴重な勝ち点「3」を獲得したが磐田にとってダメージの大きい試合になった。後半35分にMFギレルメが2枚目のイエローカードを受けて退場になったが、その時に相手のボランチのMF喜田拓を足で蹴るという信じられない行為に及んだ。その場でMF喜田拓はピッチに倒れこんだ。
映像を見るとキックの衝撃はかなりのレベルだったと思われる。もちろん、ケガをするほどの強いキックではなかったと思うが相応のダメージは受けたはず。言うまでもなく、サッカーの試合ではプレーに全く関係ないところで相手選手や相手スタッフを軽く蹴っただけでも問答無用で退場。レッドカードの対象になる。プラスして数試合の出場停止処分が下されるが今回のMFギレルメのキックは相当に悪質である。
味方のGKカミンスキーならびにDF大井などが詰め寄ってきたがその後は鈴木秀人コーチが対応。MFギレルメを押さえていたがピッチサイドに出た後、横浜FMの通訳に近づいて行って手で相手を突き飛ばすシーンもあった。最初のMF喜田拓に対するキックの印象も非常に悪かったが横浜FMの通訳を突き飛ばしたシーンも相当に悪質だった。敵地である日産スタジアムが大ブーイングに包まれたのは当然の話である。