10位 : 菊池利三 (グルージャ盛岡)→ 就任2年目。ここまで2勝4敗1分けで13位。思うような結果は出ていないが攻撃的なサッカーを展開している。ドリブル数が1位、ペナルティエリア進入回数は2位、シュート数は5位。MF白石、MF菅本、FW梅内など仕掛けることができる選手を中心になかなかいいサッカーを展開している。大宮から期限付き移籍のFW藤沼とMF山田陸の良さを引き出すことにも成功しており、育成の部分でも手腕を発揮している。
09位 : 宮本恒靖 (ガンバ大阪U-23)→ 2017年はブービーの16位に終わったが今シーズンは好調。1試合消化が少ない中、3勝2敗2分けで9位と好位置に付けている。昨シーズンはなかなか勝利を掴むことができずに苦労したが今シーズンは順調に勝ち点を積み上げている。当然、U-23チームの最大の目的は「選手の育成」になるがMF食野、FW一美、MF高江などをしっかりと育成できているので宮本監督も高評価されるべきである。
08位 : 西ヶ谷隆之 (SC相模原)→ 水戸で実績を積んでSC相模原にやってきた。開幕から4試合勝ちなしと苦しんだが、2試合消化が少ない中、2勝2敗2分けで11位。悪くない位置に付けている。4ゴールを挙げている193センチのFWジョン・ガブリエルを中心に6試合で12得点を記録するなど攻撃陣の頑張りが目立つ。MF谷澤、MF北井、MF菊岡、DF辻尾などの良さをうまく引き出せている。攻撃陣の層は厚いので選手起用が重要になって来る。
07位 : 三浦泰年 (鹿児島ユナイテッド)→ 上位候補に挙げられていたチームが軒並み低調。苦しむ中、鹿児島は4勝2敗1分けで6位。スタートダッシュに成功した。FWキリノとFWアレックスが力を出せていないのは誤算と言えるが、MF五領、FW川森、MF永畑、MF野嶽などを日本人選手が奮闘している。三浦泰年監督の作るチームは荒っぽいサッカーをすることが多いので賛否両論ある監督ではあるが戦えるチームを作ることに長けた指導者である。
06位 : 金鍾成 (FC琉球)→ DF藤澤、MF田辺圭、MF田中恵など主力が大量に抜けたにもかかわらず、開幕4試合は3勝1分け。好スタートを切った。5節からの4試合は0勝3敗1分け。順位も8位まで落ちてしまったが上位陣との差はわずか。「悲願のJ2昇格」を狙えるポジションに付けている。序盤戦からFW中川風やMF上門が活躍するなど相変わらずアタッカー系の選手を育てるのが上手な監督である。今シーズンも攻撃的なサッカーは健在。
05位 : 田坂和昭 (福島ユナイテッド)→ 福島にやってきて2年目となるがパスサッカーが形になり始めている。1試合平均のパス数はJ3で3位。横浜FMとはまた違ったスタイルになるが「サイドバックが攻撃ならびに組立ての部分で中心になるサッカー」はJリーグでは珍しい。4勝2敗2分けで5位というのは十分すぎるほどの成績である。ストライカーのFW樋口とFW武がコンスタントにゴールを決めるようだと上位争いに踏み止まることが出来るだろう。
04位 : 吉田謙 (アスルクラロ沼津)→ オフに攻撃の中心だったFW薗田とMF中村亮を失ったにもかかわらず、開幕4連勝。ロケットスタートに成功した。Jリーグの56人の監督の中では屈指の地味な監督であり、知名度的には非常に低いが着実に結果を残している。「最も過小評価されている監督の1人」と言えるのは間違いないところである。基本的には手堅いサッカーを見せるがそれにもかかわらず、得点力が非常に高い。不思議なチームである。
03位 : 大熊裕司 (セレッソ大阪U-23)→ 2017年は13位。下位に沈んだが今シーズンは絶好調。開幕戦こそ秋田に敗れたが3節から6試合負けなし。4勝1敗2分けで3位と上位に位置する。大熊裕司監督が得意とする「前から激しいプレスをかけてそのままの勢いで攻め込むサッカー」が浸透して最高のスタートを切った。トップチームは層が厚いのでなかなかトップチームには食い込めないがFW米澤、MF斧澤、DF森下怜などは順調に成長している。
02位 : 森岡隆三 (ガイナーレ鳥取)→ 2017年は最下位の17位。失意のシーズンになったが今シーズンは開幕から6試合負けなし。8節を終えた時点で4勝2敗2分けで4位と快進撃を見せている。指導者としての評価が地に落ちた状態からより戻すのは大変なことである。個の力を持った前の4人を中心にサプライズを起こしている。盛り返すのは大変な状況から今シーズンがスタートしているので巻き返しに成功している点は高評価に値する。
01位 : 樋口靖洋 (Y.S.C.C.横浜)→ 2017年に30試合で14ゴールを挙げた大エースのFW辻をで長期離脱で欠く中、J3最多の得点数を記録している。3年連続で最下位だった頃の面影はなくなってJ3では屈指の攻撃型のチームになっている。MF後藤京、MF奥田晃、MF吉田明、MF三沢が中心となる中盤は「J3の中ではナンバー1」と言える。万年最下位だったチームを上位を狙えるところまで引き上げた功績はあまりにも大きい。さすがと言える。
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