10位 : ポステコグルー (横浜Fマリノス)→ 10節を終えた時点では2勝5敗3分け。15位と残留争いに巻き込まれている。思うような結果を出せておらず、苦しい立場になるが「堅守速攻」のイメージが強かった横浜FMのサッカーを大きく変えた点は高評価に値する。自分たちでボールを保持して主導権を握った状態で試合を進めようとするサッカーは意外と短期間でチームに浸透した。内容は優れているので「どのようにして勝ち点に結び付けるか?」である。
09位 : 尹晶煥 (セレッソ大阪)→ 開幕から4試合勝ちなしと苦しんだ。ACLを含めると7試合未勝利の時期もあったがその後は公式戦5連勝。10節を終えた時点では5勝2敗3分け。5位と申し分ない成績を残している。ボランチ陣を中心にケガ人が続出する状況になっているがMF西本やFW山田寛など若手を抜擢。うまくやり繰りをして特定の選手に負担がかからない選手起用が出来ている点は評価できる。一方でACLのGL敗退は極めて残念だった。
08位 : 吉田孝行 (ヴィッセル神戸)→ 監督としての実績が乏しいので開幕前は不安視されていたが10節を終えた時点では4勝3敗3分け。7位といい位置に付けている。10試合で16得点というのはJ1最多タイ。2017年は力を出し切れなかったMFポドルスキをキャプテンに据えたのは大成功。今シーズンはモチベーション高くプレーして随所にワールドクラスのプレーを見せている。18才のMF郷家やFW佐々木大樹を抜擢するなど選手起用は大胆である。