■ 10節終了時点で18位と低迷昇格1年目の名古屋は開幕戦はアウェイでG大阪と対戦したが3対2と逆転勝利を飾った。期待の新戦力のFWジョーが1ゴール1アシストの活躍。好スタートを切った。さらに2節の磐田戦(H)も1対0で勝利して開幕2連勝を果たした。3節の湘南戦(A)はスコアレスドロー。開幕3試合で2勝1分けと申し分ないスタートを切ったので「優勝候補の1つ」に名前を挙げる人もいたが4節の川崎F戦(H)で初黒星を喫した。
そこからが黒星が続いて8連敗。2節を終えた時点では首位に立っていたが10節を終えた時点では18位の最下位と急降下した。10節を終えた時点では15位の横浜FMとの差が「2」、16位の鳥栖との差は「1」なので、まだ大きく離されているわけではないが上位陣はもちろんのこと、中位グループとの差は徐々に広がってきた。ルヴァン杯も4節を終えた時点で1勝3敗。3連敗スタートだったので結果を残せていない。
クラブの最多連敗記録は1994年の2ndステージの9連敗になる。当時のメンバーはFWストイコビッチ、MFジョルジーニョ、FW小倉、GKディド・ハーフナーなど。FWリネカーもチームに在籍していたので相当な豪華メンバーだったが全くかみ合わずに2ndステージは最下位だった。この時以来の大型連敗になるが当時は延長Vゴール方式だった。PK負けでの敗戦も2つ含まれている点は考慮する必要がある。