CB編→ 世界最高峰のプレミアリーグでプレーし続けているDF吉田(サウサンプトン)は不動のレギュラーと言える。テスト色の強い試合を除くとDF吉田がスタメンから外れることはこの4年間ではほぼ無かった。実績でも経験値でも日本人のCBの中では図抜けた存在である。仮にDF吉田がケガをしてW杯に出場できない事態に陥ったとしたら「日本代表はthe End」と言えるほど絶対に欠かせないCBにこの4年間で成長を遂げた。
「DF吉田のパートナーが誰になるのか?」が最大の注目点になるが有力候補は3人いる。ハリルJAPANの末期はDF槙野(浦和)が1番手として活躍したがその前の時期はDF昌子(鹿島)がポジションを確保していた。さらにその前の時期はDF森重(FC東京)がレギュラーポジションを獲得していた。結局、DF森重とDF昌子とDF槙野の3人はハリルJAPANのときにCBのレギュラーポジションを獲得した時期がある。
他にもレギュラー候補となる選手はいるが「DF吉田のパートナーの有力候補」はこの3人である。それ以外の選手を抜擢する可能性はもちろんゼロではないが限りなくゼロに近い。西野JAPANは引き続いて4バックを採用すると思われるが、事実上、「DF吉田&DF森重」、「DF吉田&DF槙野」、「DF吉田&DF昌子」の3択である。レギュラーを固定せずに相手のCFの特徴に合わせて使い分けることも十分に考えられる。