右SB編→ 西野JAPANがどういうシステムを採用するのか?は現時点では分からないが3バックを用いることは考えにくい。ザックJAPANのときに「3-4-3」を採用したことはあったが基本は4バック。日本代表は2008年に発足した第2次岡田JAPAN以降はほとんど全ての試合を4バックで戦ってきたので3バックでの戦いには慣れていない。試合の終盤に3バックに変更することもほとんどなかったので4バックを用いる可能性が高い。
「4-2-3-1」あるいは「4-1-4-1」が基本になると思うが右SBに関してはDF酒井宏(マルセイユ)が図抜けた存在になっており、西野JAPANにおいてもレギュラー確実と言える。フランスの名門のマルセイユでも主力として活躍中。ELではベスト4に進出するなど欧州の舞台でも奮闘している。自身2度目のW杯になるがこの4年間でスケールアップに成功。右SBのDF酒井宏の存在は日本の大きな武器になるだろう。
柏時代は「攻撃力」をクローズアップされるケースが多かった。高速クロスが代名詞になったが欧州で経験を積んで守備力がアップした。185センチとサイズに恵まれており、セットプレーのときは攻守に貢献することができる。ただ、ハリルJAPANのときはDF酒井宏の攻撃力を生かせない試合が多かった。より攻撃的なサッカーを志向するだろう西野JAPANではDF酒井宏の攻撃的な良さをもっと引き出したいところ。