10位 : GK 岡本昌弘 (愛媛FC)→ 6試合で1勝5敗。21位の愛媛FCは降格圏に位置する。厳しいスタートを切ったがGK岡本の頑張りはポジティブな要素といえる。若手のGKパク・ソンスとの競争に勝利したベテランのGK岡本が開幕からスタメンで起用されているが「セーブCPB」と「セーブCBP/90分」はいずれもJ2で2位。6試合で11失点なので失点数は非常に多くなっているが経験豊富な新加入のGK岡本が好セーブを見せる場面はたくさんある。
09位 : GK ロドリゲス (ジェフ千葉)→ 珍しいアルゼンチン出身のキーパーは開幕からスタメンで起用されている。6試合で10失点なので十分な成績とは言えないが1節の東京V戦(A)と4節の徳島戦(A)はいずれも前半の早い段階で退場者を出す苦しい展開になったので致し方なしと言える。ピンチの場面は多くなっているがGKロドリゲスの好セーブにかなり救われている。フィード力も高くて「パスCBP/90分」はJ2のキーパーの中では1位となる。
08位 : GK 河田晃兵 (ヴァンフォーレ甲府)→ 1勝3敗2分けで18位。昇格候補の甲府は出だしで躓いたが6試合で3得点のみ。攻撃陣が力を出せていない。それでも勝ち点「5」を獲得できているのは6試合で4失点のみという守備陣の頑張りに他ならない。オフにJ1の札幌からオファーを受けながらチームに残った守護神のGK河田の頑張りによって何とか勝ち点を拾っている。フラストレーションの溜まる試合が多くなっているので攻撃陣の奮起に期待したい。
07位 : GK 高木駿 (大分トリニータ)→ ここまで3勝1敗2分けで5位。好スタートを切った大分はオフにGK上福元(東京V)が移籍した。キーパーが不安要素の1つだったがGK高木駿が正キーパーに復帰して6試合で7失点。守備陣を支えている。シュートストップに定評のあるキーパーであるがもう1つの武器はフィード力になる。「パスCBP/90分」は先のGKロドリゲス(千葉)に次いで2番目。パスサッカーを志向する大分の中で重要な存在になっている。