FW 汰木康也 (モンテディオ山形)→ 水戸との開幕戦は0対3の完敗。最悪のスタートを切った。早くも黄色信号が灯りつつあるが3トップの左でプレーしたFW汰木には可能性を感じた。ブレイクが期待されながらやや伸び悩んでいるが強さと速さが増して余裕を持ってプレーできるようになってきた。FW小林成、MFアルヴァロ・ロドリゲスなどライバルは多いが開幕戦のプレーを観る限りでは22才のFW汰木が本格的にブレイクする可能性は高いと見る。
MF 黒川淳史 (水戸ホーリーホック)→ 大宮からの期限付き移籍となるが前半23分に2点目のゴールをゲット。嬉しいJリーグ初ゴールとなった。2ゴールのFWジェフェルソン・バイアーノ、2アシストのFW岸本という2トップの活躍が目立つ開幕戦になったが、右SHのMF黒川、左SHのMF木村祐の攻守にわたる活躍も目立った。テクニックのある選手で将来を嘱望されているがここまで守備面でも貢献できる選手とは思わなかったので驚きだった。
DF 温井駿斗 (栃木SC)→ 昨オフにC大阪から栃木SCに完全移籍したレフティは開幕スタメンを勝ち取った。J3では通算50試合に出場しているがJ1やJ2の出場経験はゼロ。ようやく巡ってきたJ2でのデビュー戦だったが持ち味である精度の高い左足のキックで際どいシーンをいくつか作った。これだけ左足で精度の高いキックが出来る左SBはJ2では少ない。守備面が課題に挙げられるが新天地で飛躍のシーズンになる可能性は高い。
MF マテウス (大宮アルディージャ)→ 2014年に大宮に加入した。当時はまだ19才だったが着実に成長。2017年はJ1で25試合で5ゴールを記録。飛躍のシーズンになった。プチブレイクを果たしたが今シーズンは本格的なブレイクに期待がかかる。甲府との開幕戦はいきなり1ゴール1アシストの活躍。攻撃の中心となって「10ゴール以上、かつ、10アシスト以上」を記録しても何ら不思議はない。攻撃的な選手であるが献身性もあって守備もサボらない。
DF 鳥海晃司 (ジェフ千葉)→ 東京Vとの開幕戦は開始早々の前半9分にCBのDF増嶋が一発レッドで退場。千葉は10人での戦いを強いられた。チームにとっては大きな誤算だったが退場者が出た直後に投入された大卒ルーキーのDF鳥海は困難な状況で奮闘した。DF増嶋は2節の水戸戦(H)が出場停止になるので引き続いてDF鳥海がスタメンで起用される可能性は高い。大卒1年目からレギュラー取りの大きなチャンスがやってきた。
MF 渡辺皓太 (東京ヴェルディ)→ 五輪代表での活躍も期待されているMF渡辺皓はインサイドハーフの位置でスタメン出場を果たした。U-23アジア選手権のときにレギュラーとして活躍したMF井上潮がチーム内でも強力なライバルとなるが現状ではロティーナ監督はMF渡辺皓を評価している。サイズには恵まれていないが運動量が豊富。ダイナモ的な選手である。2017年は27試合で1ゴールのみ。チャンスには絡めているのでゴール数を増やしたい。
MF 平戸太貴 (町田ゼルビア)→ 昨年の12月に行われたM-150カップ2017のときに五輪代表に召集された。京都との開幕戦は森保監督が視察に訪れる御前試合になったが持ち味である右足のキックの精度を生かして2アシスト。大きなアピールができた。2017年は26試合で3ゴール7アシスト。途中出場も多かった中、高確率でゴールに絡んだ。右足のキックに関してはすでにJ2でもトップクラスと言える。五輪代表定着のための勝負の1年となる。
MF ジョン・チュングン (横浜FC)→ 元日本代表のMF松井大が加入したが松本山雅との開幕戦はベンチスタート。MFジョン・チュングンが開幕スタメンを飾った。3月1日が誕生日なので23才になったばかり。ギリギリで若手世代と言えるが高さがあって身体能力が高くてポテンシャルは相当に高い。加入1年目の2017年は37試合で7ゴールを記録したが二桁ゴールは最低限のノルマと言える。184センチの長身でありながらスピードが武器となる。
MF 湯澤聖人 (ヴァンフォーレ甲府)→ 即戦力と期待されながら柏では不発。京都でも出場機会は限られた。プロ入り後の2年間は力を出せなかったがポテンシャルは抜群。完全移籍で獲得できた甲府は「いい買い物をした。」と言える。さっそく開幕スタメンを飾ると後半に相手のハンドでPKをゲット。大きな仕事をした。右シャドーのMF堀米勇との関係性は悪くはなそう。右サイドからの攻撃は新生・甲府の大きな武器になる可能性が高い。
MF 前田直輝 (松本山雅)→ 横浜FMでの出場機会は限られた。昨オフに古巣となる松本山雅に移籍したが開幕スタメンをゲット。「3-1-4-2」のインサイドハーフでプレーした。競争に打ち勝って開幕スタメンを勝ち取ったが横浜FCとの開幕戦はあまりいい出来ではなかった。ボールを失う回数が多かった。今年の松本山雅はアップテンポなサッカーになっており、MF前田直とMFパウリーニョの2人の出来が勝敗を大きく左右するだろう。
FW 河田篤秀 (アルビレックス新潟)→ 新エース候補として期待されているが讃岐との開幕戦は決勝ゴールをゲット。思うようにチャンスを作れないもどかしい展開になったがワンチャンスを生かしてチームに勝ち点「3」をもたらした。途中出場したFWターレスはウエイトオーバー気味。「ベストコンディションには程遠い。」と考えられるのでFW河田が得点源としてゴールを量産しなければいけない。目標に挙げている10ゴールは通過点に過ぎない。
2018/02/28 【J2】 22クラブの中で「前評判よりも良さそうなチーム」をいくつか挙げてみた。 (上)
2018/02/28 【J2】 22クラブの中で「前評判よりも良さそうなチーム」をいくつか挙げてみた。 (下)
2018/02/28 【J2】 22クラブの中で「前評判よりもヤバそうなチーム」をいくつか挙げてみた。
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