20位 : DF 内田篤人 (ウニオン・ベルリン→鹿島アントラーズ)→ 約7年半ぶりのJリーグ復帰となる。アイドル的な人気を誇る選手なので鹿島に対する注目度は劇的にアップしている。不安視されるのはやはりケガの後遺症である。ウニオン・ベルリンでもほとんど出場機会はなかったので「どの程度やれるのか?」は誰にも分からない。本当に戦力になるのか?は何とも言えないがそれでも豊富な経験値を持った選手なのであらゆる面でチームに好影響をもたらすのは間違いない。
19位 : MF 大森晃太郎 (ヴィッセル神戸→FC東京)→ 昨オフにG大阪から神戸に移籍したが1年限りで神戸を離れて今度はFC東京に移籍することになった。神戸に移籍した時は「攻撃の中心になってプレーしたい。」という思いを語っていたが、結局、FC東京で長谷川監督と再会することになった。G大阪時代と同様で「極限までハードワークすること」を求められるだろう。長谷川監督のスタイルに合った選手なので賛否両論ある移籍ではあるが重要な戦力になるだろう。
18位 : MF チョン・ウヨン (重慶力帆FC→ヴィッセル神戸)→ 2011年と2012年は京都、2013年は磐田、2014年と2015年は神戸でプレーした韓国代表のボランチが古巣である神戸に復帰してきた。韓国代表でも重要な戦力になっているので実力的にはJ1でもトップクラスのボランチと言えるのは間違いない。大きな戦力になるのは確実であるが「3年契約で年俸3億1,000万円」というJリーグ史上でも屈指の大型契約は普通ではない。成功のハードルは相当に高い。
17位 : DF 板倉滉 (川崎フロンターレ→ベガルタ仙台)→ 層の厚い川崎Fではなかなか出番を得ることができなかったが1月に行われたU-23アジア選手権では主力として活躍。2試合連続で決勝ゴールを記録して猛アピールに成功した。期限付き移籍先の仙台は古巣の川崎Fと比べると選手層が厚くないので飛躍のシーズンになる可能性は高い。186センチとサイズに恵まれているが足元の技術も高い。ボランチとしてもCBとしても大きな可能性を秘めている。
16位 : FW ディエゴ・オリヴェイラ (柏レイソル→FC東京)→ 2017年はケガの影響もあって出場機会が減少したがブラジル人特有の強さとうまさを持っている。相手にとっては厄介な選手である。FW大久保(→川崎F)ならびにMFピーター・ウタカ(→未定)が抜けたFC東京は攻撃の中心になれる選手を必要としているが新エース候補としてFWディエゴ・オリヴェイラには大きな期待が集まっている。攻撃は彼が中心になりそうな状況なので2桁ゴールは最低限のノルマと言える。
15位 : DF 徳永悠平 (FC東京→V・ファーレン長崎)→ FC東京で12年プレーした。「他クラブに移籍することは想像しにくい選手」になっていたが出身地の長崎に戻ることになった。E-1 サッカー選手権でフル代表デビューを飾ったDF室屋が台頭してきたのでちょうどいいタイミングでの円満退団となった。守備的なポジションであればどこまでもこなせるユーティリティーな選手であるが長崎のチーム事情を考えると左右のストッパーでプレーする可能性が高いか。
14位 : DF 安在和樹 (東京ヴェルディ→サガン鳥栖)→ 東京Vの下部組織で育ったレフティも「個人昇格」を果たした。プロ6年目にして初めてJ1の舞台でプレーするチャンスを得たがパワフルな左足を持っており、左足のキックの精度と威力はJ2の中ではトップクラスだった。左SB/WBが基本となるが鳥栖にはDF吉田豊がいる。DF吉田豊は右SBでもプレー可能で、DF安在はボランチでもプレー可能。トリプルボランチの一角で起用される可能性もある。
13位 : MF ユン・イルロク (FCソウル→横浜Fマリノス)→ 韓国代表のサイドアタッカー。Kリーグでは通算すると205試合で31ゴール32アシストを記録しているという。Kリーグを代表するサイドアタッカーで25才なのでさらなる成長も期待できる。MF齋藤学(→川崎F)とMFマルティノス(→浦和)がW流出したので「新天地での活躍が期待される。」というよりは「活躍してくれないと困る。」という状況である。ハードルは高いが2人の穴をどこまで埋めることが出来るか。
12位 : GK ランゲラック (レバンテ→名古屋グランパス)→ 長きに渡ってドルトムントのサブキーパーを務めた選手なので日本でもお馴染みの選手である。当時はGKヴァイデンフェラーの控えという立ち位置だった。控えキーパーだったのでドルトムントではなかなか出場機会に恵まれなかった。欧州で主力としてプレーしたのはドイツ2部のシュツットガルト時代の1シーズンのみ。「こういう経歴のキーパーはJ1だとどのレベルになるのか?」は物差しがないので分かりかねる。
11位 : DF 亀川諒史 (アビスパ福岡→柏レイソル)→ 最終的にはDF輪湖(柏→福岡)とトレードのような形になった。ACLの出場権を獲得した柏でプレーすることになったが1つの目標である「フル代表入り」を果たすためには当然のことながらJ1でプレーしていた方が都合がいい。問題なくJ1の舞台でも大きな存在感を発揮できると思うので柏は非常にいい補強ができたと言える。柏というと右サイドが大きな武器になっているが左サイドからの攻撃が増えるだろう。
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