浦和レッズ ・・・ A- 主なin MF マルティノス (横浜Fマリノス)
MF 武富孝介 (柏レイソル)
MF 山田直輝 (湘南ベルマーレ) ・・・ レンタルバック
MF 柴戸海 (明治大) ・・・ 新卒
DF 岩波拓也 (ヴィッセル神戸)
DF 橋岡大樹 (浦和レッズユース) ・・・ 新卒
主なout FW オナイウ阿道 (レノファ山口) ・・・ 期限付き移籍
MF 高木俊幸 (セレッソ大阪)
MF 矢島慎也 (ガンバ大阪)
MF 駒井善成 (コンサドーレ札幌) ・・・ 期限付き移籍
MF 梅崎司 (湘南ベルマーレ)
DF 那須大亮 (ヴィッセル神戸)
→ アジア王者の浦和は「大型補強」とまではいかないがピンポイントで有力選手の確保に成功した。「突破力のあるサイドハーフ」と「高さのあるCB」が最重要補強ポイントだったのでJ1屈指のサイドアタッカーであるMFマルティノス(横浜FM)を獲得できたのは大きい。ドリブルを多用する選手なので連携を重視する浦和のサッカーに合わない可能性もあるがハマったら大きな戦力になるのは確実である。
一方のDF岩波(神戸)は鹿島や名古屋や川崎FやG大阪なども獲得に乗り出す大争奪戦になったが見事に競り落とした。10代の頃は特大の期待値を寄せられていた選手である。そのことを考えるとやや伸び悩んでいる印象になるが「ロシア以後の日本代表のCBのレギュラー」を狙える選手である。CBでプレーできる選手が非常に多いのでポジションは約束されておらず、DF岩波にとっても大きなチャレンジになるだろう。
中盤はMF高木俊(→C大阪)、MF矢島慎(→G大阪)、MF駒井(→札幌)、MF梅崎(→湘南)が退団。自分で仕掛けるタイプのアタッカーが一気に減ったのは気になるところ。新加入選手のMF武富(柏)、2014年以来の復帰となる元日本代表のMF山田直(湘南)にかかる期待は大きい。補強ポイントの1つだった「本職のSB(右・左)」を獲得しなかった点は気になるがトータルで考えると充実した補強ができたと言える。
柏レイソル ・・・ A+ 主なin FW 江坂任 (大宮アルディージャ)
MF 瀬川祐輔 (大宮アルディージャ)
MF 山崎亮平 (アルビレックス新潟)
MF 澤昌克 (デポルティボ・ムニシパル)
MF 小泉慶 (アルビレックス新潟)
DF パク・ジョンス (横浜Fマリノス)
DF 亀川諒史 (アビスパ福岡)
主なout FW ディエゴ・オリヴェイラ (FC東京) ・・・ 期限付き移籍
MF 武富孝介 (浦和レッズ)
MF 大津祐樹 (横浜Fマリノス)
MF 小林祐介 (湘南ベルマーレ) ・・・ 期限付き移籍
DF 輪湖直樹 (アビスパ福岡)
→ C大阪が天皇杯を制したことでACLのプレーオフの出場権を獲得した柏は2017年のJ1で上位に入った「上位6強」の中では最も積極的な動きを見せた。MF武富(→浦和)、MF大津祐(→横浜FM)、DF輪湖(→福岡)が抜けて、FWディエゴ・オリヴェイラ(→FC東京)とMF小林祐(→湘南)も期限付き移籍となったので主力選手や人気選手が抜けているが24才前後の有望な選手をたくさん獲得。魅力的な陣容になった。
驚きはFW江坂(大宮)とMF瀬川祐(大宮)のダブル獲得だろう。群馬→大宮→柏というルートが出来上がってしまった。26試合で9ゴールを挙げたMF武富(→浦和)の穴は決して小さくはないが加入2年目となるMFハモン・ロペスもいるので問題は生じないだろう。2017年はケガの影響もあって27試合で5ゴールにとどまったが力のある選手だったFWディエゴ・オリヴェイラが抜けた影響は少なからず出てくるだろう。
守備的なポジションは「ロシア以後の日本代表の左SBのレギュラー」を狙えるDF亀川(福岡)を獲得した。DF輪湖(→福岡)とはトレードのような形になったが年齢と将来性を加味すると「柏の方が得をした。」と言える。さらにボランチとCBの両方をこなすDFパク・ジョンス(横浜FM)の加入も地味ながら効果的と考えられる。今オフも柏らしい「堅実でありながら将来も見据えた効果的な補強が出来た。」と言える。
FC東京 ・・・ B+ 主なin FW ディエゴ・オリヴェイラ (柏レイソル) ・・・ 期限付き移籍
FW 富樫敬真 (横浜Fマリノス) ・・・ 期限付き移籍
FW 矢島輝一 (中央大) ・・・ 新卒
FW 原大智 (FC東京U-18) ・・・ 新卒
MF 大森晃太郎 (ヴィッセル神戸)
主なout FW 大久保嘉人 (川崎フロンターレ)
FW ピーター・ウタカ (→未定) ・・・ レンタル終了
MF 石川直宏 (→現役引退)
MF ユ・インス (アビスパ福岡) ・・・ レンタル終了
DF 徳永悠平 (V・ファーレン長崎)
→ 経験豊富な長谷川監督が就任したFC東京は13位からの巻き返しを図るシーズンになる。昨オフは代表クラスの選手をたくさん獲得する大型補強に成功したので戦力的には充実している。長谷川監督の招聘に成功したことが今オフ最大の成果と言えるが28試合で8ゴールのFW大久保(→川崎F)が抜けてしまった。高年俸であることを考えるとFC東京にとって悪い流出ではないがモヤモヤする移籍になった。
25試合で8ゴールを挙げたFWピーター・ウタカ(→未定)も抜けたのでフォワード陣の入れ替えは激しいがFWディエゴ・オリヴェイラ(柏)を獲得した。2016年は30試合で12ゴールを記録したブラジル人助っ人にゴール量産の期待がかかる。フォワードは他には元日本代表のFW前田遼、新加入のFW富樫(横浜FM)などがいるがFWディエゴ・オリヴェイラが得点源としてゴールを量産してくれないと困る陣容である。
ボランチから後ろに関しては大きな入れ替えはなかった。代表クラスの選手が揃っているので大きな問題は生じないだろう。長谷川監督のサッカーの肝となるサイドハーフの即戦力としてMF大森(神戸)を獲得できたのは大きい。秘蔵っ子なので監督のやりたいサッカーや考え方をチームメイトに伝える役割も期待される。FC東京は今オフもまずまずの補強が出来たが、即、結果につながるか?は分からない。
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