・【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス→川崎フロンターレ?) (前編) ・・・ (前編)です。
・【移籍市場】 男を下げるMF齋藤学の移籍 (横浜Fマリノス→川崎フロンターレ?) (後編)
■ この時期の移籍はリカバーが難しい。当然のことながら、「フロントを含めた横浜FM側に問題点や落ち度が無い。」とは考えにくい。昨オフに主力が大量流出しながら最終的にはJ1で5位。天皇杯では準優勝と結果を残すことが出来たので「チャラになった。」と錯覚されがちではあるが大量流出につながったフロントに対する不信感や練習環境の悪さといった根本的な問題は解決されていない。MF齋藤学が不満をためていても何ら不思議はない。
それでも今オフの主力の流出はここまでMFマルティノス(→浦和)くらい。MF前田直(→松本山雅)、FW富樫(→FC東京)もチームを離れたがこの2人はあくまでもサブ的な立ち位置の選手である。激動のオフになった昨オフと比べるとはるかに平穏なオフになっていたがここに来てMF齋藤学の移籍話が浮上。大きな注目を集めているので、再度、横浜FMの選手とフロントの確執等が話題になるだろう。嫌な流れになってきた。
「移籍が決まる時期」も去り行くクラブに親切ではない時期である。横浜FMは天皇杯で決勝まで進んだ関係でオフに突入してから10日ほどしか経過していない。他のクラブと比較すると「オフに入って間もない時期」ではあるがJリーグの移籍市場は終盤戦に突入している。すでに新体制のお披露目を行ったり、新シーズンの背番号を発表したチームはたくさんある。ここから穴を埋める補強を成功させるのは難しい。