■ 不確定要素が多い京都サンガ続く第3集団と言えるのは京都・町田・栃木SC・FC岐阜・愛媛FCあたりになる。京都はクラブ規模を考えると上位争いに参加しなければいけないがGK菅野(→札幌?)の移籍が決定的。FWケヴィン・オリス(→未定)、MF吉野恭(→広島)、FWイ・ヨンジェ(→岡山)、DF高橋祐(→鳥栖)などがチームを離れており、大黒柱のFW闘莉王は現役続行なのか?現役引退なのか?現時点ではハッキリしない。不確定要素が多い。
新外国人のボランチのMFマティアス・カセラス(プラサ・コロニア)はかなりの活躍が期待できるがFWレンゾ・ロペス(プラサ・コロニア)とMFアレシャンドレ(メトロポリターノ)はともに未知数である。加入が決まったDF宮城(山口)とMF湯澤(水戸)は決して悪い選手ではないがJ1昇格を狙うクラブの補強としてはやや寂しいものがある。布部監督の評価は決して高くないことを加味すると上位候補にはカウントしにくい。
町田もどちらかというと退団・流出の方が目立っている。昇格初年度の2016年はJ2で7位に入って周囲を驚かせたが2017年は16位と低迷した。もちろん、松本山雅や山形や大分や金沢などの第2集団と比べて大きな差があるわけではないのできっかけをつかむことが出来れば十分に10位以内あるいはプレーオフ出場を狙える立ち位置ではあるが今の時点では昨シーズンと同じような順位に収まる可能性の方が高い。