■ 昇格争いの中心になるのは・・・。湘南・長崎・名古屋・群馬の4チームが抜けて新たに甲府・新潟・大宮・栃木SCが加わった2018年のJ2は引き続いて大混戦になることが予想される。クラブ規模的には大宮が少し抜けているが2016年のC大阪や2017年の名古屋のような「スペシャル感」は無い。2017年の開幕前も「大本命は不在」と言われたが2018年も同様。多くのチームにJ1昇格のチャンスがあるので面白いシーズンになる可能性が高い。
今オフの移籍マーケットはここまでJ1のクラブの動きはあまり活発ではない。札幌・広島・湘南あたりは充実した補強を見せたがACLに出場する川崎F・鹿島・C大阪・柏の4チームはここまで派手な動きは見せていない。どちらかというと地味な補強にとどまっている。「いい補強が出来ている。」と高評価できるチームはJ1のクラブは意外と少ないがJ2のクラブは充実した補強で戦力をアップさせたクラブが少なくない。
昇格争いの中心になるのは大宮・甲府・新潟・千葉・徳島の5チームだと思われる。大宮は得点源のFW江坂の柏移籍が濃厚となったがMFマテウスの引き留めに成功したのは大きい。J1以上にJ2はCFが重要となるリーグなのでここから「頼りになるCFを獲得できるのか?」が注目ポイントに挙げられるが獲得に興味を示していると報じられた199センチのFWシモビッチを獲得できれば「大宮が2018年のJ2の本命」になる。