■ ゴール量産が期待されるFW河田(新潟)J2降格が決まった新潟は「1年でのJ1復帰」が至上命題になる。4連勝でフィニッシュした勢いを2018年に持ち込みたいが終盤戦の快進撃の立役者の1人であるFW河田(新潟)は大ブレイクする可能性が高い。2017年は11試合で3ゴールを挙げているが裏への飛び出しが武器。さらには「ゴール前の点が取れるエリア」に勢いを持って飛び込んでくることが出来るパワーと勇気を持っている生粋のストライカーである。
今シーズンの新潟はフォワードの軸が定まらずに苦労したがシンガポール時代にリーグのMVPを受賞した経験のあるFW河田はこれまで失敗例の多かった「逆・輸入選手」の最大の成功例になり得るポテンシャルを持っている。C大阪U-15時代は日本代表のFW杉本健(C大阪)とチームメイトだった。当時のFW河田はSBでプレーしていたというが2016年にFW杉本健が記録した14ゴールは「最低限のノルマ」と言える。
レンタル期間の延長が決まったFW垣田(金沢)もブレイク候補に挙げられる。鹿島ではほとんど出番がなかったが2017年は金沢で32試合で3ゴールを記録した。途中出場がほとんどでなかなか存在感を発揮できなかったが秋以降は結構な存在感を発揮した。柳下監督が我慢をして使い続けたことがようやく実を結んできたのでさらなる飛躍が期待できる。金沢で活躍できると五輪代表入りが見えてくる。