■ 左足のキックに定評のあるDF三丸(鳥栖)SBの選手で「J2の貧乏クラブが狙うべき選手」として真っ先に名前が挙がるのはDF三丸(鳥栖)だろう。同ポジションにJ1屈指の左SBと言われるDF吉田豊がいるので今シーズンもJ1では5試合の出場のみ。トータルの出場時間は386分のみと力を発揮しきれていないが高精度の左足を持っている。今オフに鳥栖が「左SBのバックアッパー」を確保できたならば期限付き移籍でJ2のクラブに修行に出る確率は高まる。
2016年の5月に行われたトゥーロン国際大会に出場したDF三丸というと左足のキックの精度が高い選手であるが「左利きで左足のキックの精度が高い左SB」というのはやはり日本人では限られる。なので「J2の貧乏クラブ」ではなくて「J2の上位候補のクラブ」も強い興味を示す可能性があるので争奪戦に発展するようだと期限付き移籍での獲得は難しくなるがJ2であれば主力として大活躍できる可能性はある。
同じくJ2の上位クラブが関心を寄せる可能性もあるがDF中村太(磐田)も狙い目と言える。2016年に千葉から磐田に移籍したがDF宮崎智とのポジション争いは劣勢。ほとんど出場機会を得られていない。DF三丸と比べるとさらに攻撃的な左SBなので「守備の部分」でチームの弱点になる可能性はあるが同様に高精度の左足を持っており、ドリブルで仕掛けて自らクロスを上げることが出来るのも彼の魅力である。