アタッカー→ もっとも競争が熾烈なポジションである。リオ五輪代表チームではMF中島翔(ポルティモンセ)やMF矢島慎(浦和)やMF南野(ザルツブルク)などが主力として活躍したがMF中島翔やMF矢島慎についてはチームが発足した当初は「有望視される選手の1人」という立ち位置だった。五輪代表の試合で結果を残すことで手倉森監督の信頼を勝ち取ってレギュラー格としてプレーする資格を得た選手と言うことができる。
キーパーやCBに関しては「ある程度以上のサイズが必要」とされるので若い時から代表に召集されていた選手がそのまま五輪代表やフル代表で主力を張るケースが多い。特にキーパーは下剋上が極めて少ないポジションになるがアタッカーはその反対である。サイズに恵まれていない選手でもスーパーな選手になれる可能性はある。今の時点で全くの無名の選手が森保JAPANの主軸を張ることも十分にあり得る。
そうは言っても当初は内山JAPANで主軸を張った選手をまずは森保監督も抜擢するだろう。「チームの顔」になることが期待されるのは、やはり、U-20W杯の本大会でも躍動したMF堂安(FCフローニンゲン)である。U-20W杯の本大会では4試合で3ゴールを挙げてベスト16進出に大きく貢献したMF堂安が攻撃の中心として君臨する可能性は高い。ドリブルで打開できる力を持っており、左足のキックは精度が高い。