■ J2のオリジナル10の1つベガルタ仙台はJ2のオリジナル10のクラブの1つになる。J2初年度の1999年は10チーム中で9位と低迷したが2000年は5位、2001年は2位。初のJ1昇格を成し遂げた。2003年にJ2に降格した後、2004年~2008年まで5年連続でJ1昇格に失敗。苦しい時代を過ごしたが2009年のJ2を制覇して「J1復帰」を果たすと以降はずっとJ1に居続けている。J1に復帰してから8年目のシーズンを戦っている最中である。
仙台の歴代ベストイレブンを考えるときはフジテレビ系のサッカー解説者としてお馴染みの清水秀彦監督が指揮した1999年夏~2003年夏の時期に主力として活躍した選手と手倉森監督が率いた時期(2008年-2013年)に主力として活躍した選手が中心になる。手倉森監督時代の2012年はJ2で2位になったが、仙台の選手の中でオートマチックチョイスと言えるのはDF菅井、MF富田、MF千葉、MF梁勇基あたりになる。
「ミスター・ベガルタ」と言われるDF千葉はブランメル仙台と呼ばれていた1996年にチームに加入すると2010年に現役を引退するまで仙台一筋で活躍した。2度の昇格並びにJ2降格のすべてを経験しているのはMF千葉のみ。J1とJ2とJFLを合計すると通算で430試合に出場している。ボランチとして活躍したがモデル並みのルックスとスタイルで人気を集めた。引退後はフットサルのヴォスクオーレ仙台でもプレーした。
担当記者が選んだベガルタ仙台の歴代ベストイレブン GK 林卓人
DF 菅井直樹
DF 渡辺晋
DF ドゥバイッチ
DF 朴柱成
MF シルビーニョ
MF 千葉直樹
MF 財前宣之
MF 梁勇基
FW 赤嶺真吾
FW ウイルソン