10位:DF 宮原和也 (名古屋グランパス)→ 年代別代表で活躍。このときはCBでプレーする機会が多かったがプロの世界では「守備的なポジションであればどこでもこなせるユーティリティー性」が最大のウリになっている。期限付き移籍先の名古屋ではDF古林が競争相手だったが風間監督はDF宮原を評価。ずっとスタメンで起用されている。守備的なポジションでプレーする選手でありながらクレバーでパスの精度が高い。風間サッカーに合った選手である。
9位:MF 加地亮 (ファジアーノ岡山)→ 国際Aマッチは64試合で2ゴール。経験豊富なベテランはチームに安定感をもたらしている。どんな状況になっても動じない選手がいるのは大きい。同じ時期に岡山に加入したDF岩政は昨オフに退団したがMF加地は岡山で3年目のシーズンを過ごしている。日本サッカー界を引っ張って来た黄金世代の選手も大ベテランの域に入っているが未だにレギュラーで試合に出続けている数少ない選手の1人である。
8位:DF 広瀬陸斗 (徳島ヴォルティス)→ 素晴らしい活躍を見せていたが11節の福岡戦(H)で左ハムストリングス肉離れで戦線を離脱した。全治6週間と診断されているので順調に回復していたら6月末あたりに復帰できたが現時点では欠場が続いている。徳島は右SB/WBの人選で苦労しているのでDF広瀬陸の復帰を心待ちにしているサポーターは多いだろう。戦術上のキーマンだったので彼が戻って来るとワンランク上のサッカーが出来るようになる。