10位:DF 矢野貴章 (アルビレックス新潟) → 9票→ 2012年以来なので5年ぶりに古巣の新潟に復帰。リオ世代のDF川口尚などと右SBのポジション争いを繰り広げてきたが呂比須ワグナー監督になってからは攻撃力を生かすために右SHで起用されるケースも増えている。187センチというのは日本人のSBとしては破格。サイズは大きな武器となる。2010年の南アフリカW杯を経験するなど国際Aマッチは19試合で2ゴール。豊富な経験をチームに還元したい。
9位:DF 小林祐三 (サガン鳥栖) → 10票→ 昨オフに横浜FMから鳥栖に移籍。攻撃面での貢献度は限定的となるがスピードを生かした1対1の守備はJリーグでも屈指。堅実なサッカーを好むフィッカデンティ監督の信頼を勝ち取っている。J1通算では310試合で5ゴールを挙げているが、「90分あたりのシュート数」は0.117本。これはJ1で4ゴールを挙げている全Jリーガーの中でワーストとなる。シュートを放つこと自体が非常に珍しい選手と言える。
8位:DF/MF オ・ジェソク (ガンバ大阪) → 12票→ ここ数年はずっと元日本代表のDF米倉と右SBのポジション争いを繰り広げてきたが今シーズンは優勢。U-20日本代表のDF初瀬も力を付けてきたが右SBの1番手として長谷川監督の信頼を勝ち取っている。攻撃面での貢献度はあまり高くないがそれを補って余りあるほどの高い守備力を持っているのが魅力。2016年には韓国代表デビューを飾るなど2018年のロシアW杯出場を狙える位置に付けている。