セレッソ大阪→ 昇格1年目ながら19試合を終えた時点で12勝2敗5分けで勝ち点「41」。首位を走るC大阪が今シーズンのJ1の主役になっている。公式戦は現在7連勝中。C大阪U-23はJ3リーグで苦戦を強いられているがC大阪U-18はプレミアリーグWESTで無敗。ほとんど全ての人の予想を大きく上回るビッグシーズンになっている。ルヴァン杯と天皇杯も勝ち残っており、悲願の初タイトルの大きなチャンスを迎えている。
今シーズンのC大阪は怪我人が極めて少ないのも特徴である。唯一、MF清武は怪我で離脱と復帰を繰り返しているが、それ以外の主力のほとんどは大きな怪我をすることなくシーズンを過ごしている。選手層が非常に厚いので「リーグ戦で出番に恵まれていない実力者の動向」が今夏の最大の注目ポイントに挙げられたがMF清原がJ2の徳島、MF丸岡満がJ2の長崎にいずれも期限付き移籍することが決定した。
MF清原は2016年は右SHのレギュラーとして活躍。岡山との昇格プレーオフの決勝では値千金の決勝ゴールを決めてヒーローになったが尹晶煥監督のサッカーに合ったサイドハーフではなかった。オーソドックスなサイドアタッカーであるMF水沼やMF関口の方が監督との相性が良かったのでアタッカーの中での序列はかなり下になってしまった。力があるのは間違いないので徳島は良い補強が出来たと言える。