10位:DF 林堂眞 (愛媛FC)→ 愛媛FCは主力の流出が続く苦しいオフになったが15節を終えた時点で7勝5敗3分け。8位と好位置に付けている。間瀬監督が就任したがチーム全体のイメージはあまり変わらない。基本的には継続路線だと思うが木山体制のときは右ストッパーだったDF林堂を3バックの中央で起用しているのが特徴。J2のCBの中では屈指のフィード力を持っており、178センチとCBとしては小柄であるが1対1にはめっぽう強い。
9位:DF ヘニキ (FC岐阜)→ 1年ぶりにFC岐阜に戻って来たDFヘニキ。ラモス体制のときはボランチで起用されるケースがほとんどだったが大木体制ではCBの位置で起用されている。強靭なフィジカルを生かしたボール奪取力と的確なパス出しで5勝5敗5分けで11位と予想を上回る成績を残しているFC岐阜の守備の要になっている。攻撃力もある選手なので中盤でも機能すると思うが現時点ではCBの位置がベストと言えるだろう。
8位:DF 飯田真輝 (松本山雅)→ ここまで5勝6敗4分け。14位というのはまさかの低迷と言える。基本的なメンバーはほとんど変わっていないので「継続性」は他のJ1昇格候補のクラブと比較したときに大きな武器になるはずだったがメンバーがほとんど変わっていないことが閉塞感やマンネリ感を生み出している。苦しいシーズンになっているが守備陣は15試合で12失点のみ。DF飯田真を中心に失点数はリーグ4番目と頑張っているが・・・。