右SB/WB編→ 23人の代表メンバーを選出する場合、大半のケースで選ばれるのは右SB/WBの選手が2人、左SB/WBの選手が2人である。4バックが基本となるハリルJAPANも同様。右SBの選手が2人、左SBの選手が2人となるケースがほとんどである。最近はDF酒井宏(マルセイユ)、DF酒井高(ハンブルガーSV)、DF長友(インテル)という3人の海外組と本来はCBの選手であるDF槙野(浦和)が選ばれるのがパターンになっている。
結局、JリーグでプレーするSBの専門家は誰も選出されないケースが多くなっている。この点は少し残念に感じるが、JリーグでプレーするSBの中にも能力の高い選手はたくさんいる。W酒井は脂の乗り切った年代の選手で、かつ、所属クラブで高評価を得ているので、当分の間、代表の地位は安泰だと思うが、DF長友については今シーズンはインテルで出番が限られるので代表の中でも危うい立場になって来た。
なので今シーズンのJ1で目立った活躍を見せた選手が12月に開催される東アジアカップで好プレーを見せてハリルホジッチ監督の評価を高めてそのままの流れでロシア行きを決める可能性はそれなりにある。ザックJAPANは「CBとフォワードが弱点」と言われていたが、4年前の東アジアカップでFW柿谷やFW大迫やDF森重が台頭。東アジアカップで評価を高めてブラジルW杯のメンバーに食い込んだのは記憶に新しい。