10位 : GK パク・ソンス (愛媛FC)→ 絶対的な存在だった正キーパーのGK児玉が山形に完全移籍。実績のあるキーパーが誰もいない状況で「キーパーが最大の不安要素」と思われていたが192センチのGKパク・ソンスが奮闘中。まだまだ身体的なパワーが不足しているので「競り合いのときの強さ」は不足しているがこれだけのサイズがあるのでハイボールを楽々とキャッチする場面は多い。まだ20歳。ノビシロの大きいキーパーと言える。
9位 : GK 高丘陽平 (横浜FC)→ 絶対的な存在であるベテランのGK南が離脱した時期にポジションを獲得。2節の長崎戦(A)から4試合連続でスタメンフル出場を果たしている。181センチ/72キロなのでキーパーとしては小柄であるがキャッチングが安定していて21歳になったばかりの選手には見えないほど落ち着きがある。昨シーズンはGK渋谷(→名古屋)がブレイクしたが、横浜FCは若い選手が出てきやすい環境が整いつつあるようだ。
8位 : GK 佐藤昭大 (ロアッソ熊本)→ ハイライトは何と言っても3節の山形戦(H)。後半のアディショナルタイムに獲得したCKの場面でゴール前に上がっていくとヘディングで起死回生の同点ゴールを記録した。キーパーがJリーグの公式戦でゴールを決めたのは8例目となるがCKからヘディングでゴールを決めたのは例のGK山岸(当時:山形)以来でJリーグ史上2回目。とてつもなく珍しい話である。本業の守備でもまずまずの活躍を見せている。