アビスパ福岡 A-
→ 残念ながら1年で無念のJ2降格となった福岡は有望な若手が何人かいるので草刈り場になる可能性もあった。スター候補のMF金森(→鹿島)を引き抜かれたのは痛手と言えるがアタッカーのポジションはMF石津(神戸)とMFジウシーニョ(ゴイアニエンセ)とMF松田力(名古屋)とMF山瀬功(京都)が加入。さらにはFWウィリアン・ポッピ(釜山アイパーク)の加入も決定したので攻撃陣の層が相当にぶ厚くなった。
そして何よりもG大阪や神戸が興味を示したFWウェリントンが残留したのは大きい。怪我の影響もあってJ1では力を出せなかったがJ2では規格外のCFである。15ゴール程度は計算できる。近年のJ2はCFがしっかりしているチームが自動昇格圏やプレーオフ圏に食い込むケースが非常に多いので彼にかかる期待は大きい。FWウェリントンが大きな怪我をすることなくフル稼働できるとできると自動昇格が見えてくる。
「3-4-2-1」になるのか?「4-2-3-1」になるのか?は分からないがこれだけアタッカー系の選手が多いと「4-2-3-1」(or 「4-2-2-2」)がベターな選択に思える。すでに名前を挙げた選手以外にもアタッカーはMF城後やMF為田やMF邦本がいるのでタイプの異なる優秀な選手を多く抱えている。注目を集めるFWウィリアン・ポッピは動画を見る限りでは何でも器用にこなすオールラウンドなフォワードに思える。
SBはDF亀川とDF駒野の残留が確定。福岡のSBも大きな強みとなる。不安なのはキーパー。GK神山とGK杉山力(清水)の争いになると思うが決め手には欠ける。CBも不安の残るポジションである。経験豊富なDF岩下(G大阪)が完全復活できると非常に心強いが確率は五分五分くらい。U-19日本代表のMF冨安にかかる期待も大きいがボランチの層も十分とは言えないので現状ではボランチ起用の可能性の方が高いか。