■ 2017年のレギュレーションが発表される。2017年シーズンのJリーグ(J1・J2・J3)のレギュレーション等が正式に発表された。参加クラブ数はJ1が18チームで、J2が22チームで、J3は17チームとなった。JFLからアスルクラロ沼津がJ3に昇格してきたのでJ3は今シーズンよりもチーム数が1つだけ増えることになる。ガンバ大阪U-23とFC東京U-23とセレッソ大阪U-23の3チームは引き続いてJ3に参戦することが決定。そのため、J3のクラブ数は奇数となる。
一番の変化と言えるのはやはり1ステージ制の復活だろう。賛否両論ある中で2015年から2ステージ制を採用したが、DAZN社と10年間で約2,100億円という大型契約を締結したことが大きなきっかけになって元の制度に戻ることになった。1stステージの終盤戦が盛り上がった点やCSの試合で一定以上の注目を集めることが出来た点などプラスの要素もあったが、ノーマルな方式に戻ったことは歓迎すべきである。
さらにはJ2・J3入替戦が廃止されることも大きな変化である。J2の21位と22位が自動降格となってJ3の1位と2位が自動昇格となる。過去3シーズンの昇格枠は「1.5」だったのでJ3からJ2に昇格する難易度は相当に高かったが、「1.5」→「2」になったことでJ3のクラブの昇格のチャンスは大きく拡大した。J3のチーム数が増えてきて来シーズンは(U-23を含めると)17チームであることを考えると賢明な選択と言える。