10位 : MF マセード (コンサドーレ札幌)→ 昨シーズンの札幌は右WBのポジションが弱点だった。「この位置に違いを出せる選手がいると攻撃力が相当にアップするのではないか?」と言われていたが、昨オフにMFマセードを獲得した。プレー動画を観たときは相当なインパクトを受けたので期待値は高かったが開幕当初は本来のプレーが出来ず。そこそこの貢献にとどまっていたが慣れてくると精度の高いクロスからチャンスを演出する場面が増えた。
9位 : DF 土岐田洸平 (町田ゼルビア)→ 大宮の頃は「中盤のアタッカー系の選手」というイメージだったがプロとしての経験を重ねて様々なポジションでプレーすることができるオールラウンドな選手になった。町田では左右のSBでプレーする機会が多くなっているが、基本技術が高いのでボールを受けたときは正確に味方選手につなげることが出来る。ボールを受けても全く慌てることなくプレーできる選手がいると組み立ては安定する。
8位 : MF 加地亮 (ファジアーノ岡山)→ 日本代表として国際Aマッチは64試合に出場している大ベテランは今シーズンも右WBの1番手として活躍。派手さはないが堅実なプレーでチームに落ち着きをもたらしている。長年、パスサッカーでJ1のトップグループに位置したG大阪でプレーしていたこともあって相手にプレッシャーをかけられたときも難なくかわして展開することができる。守備面も堅実で彼の守るサイドを破られるシーンは非常に少ない。
7位 : DF 田向泰輝 (水戸ホーリーホック)→ 大卒3年目。もともとは1対1になったときの守備力の高さを評価される「守備型の右SB」だったが、昨シーズンの途中あたりから攻撃力がアップして攻守両面でチームに貢献できるタイプの右SBに進化した。クロスの精度に関してはまだまだ改善の余地はあるが右足で鋭いボールをゴール前に供給することができる。パフォーマンスも安定していて「右SBとしての総合力はJ2の中でも上位クラスの選手」と言える。