■ 開会式を欠席したことで棄権扱いになる。冬の全国高校サッカー選手権の大阪府予選を兼ねた大阪大会予選の開会式に規定の人数を参加させることが出来なかったとして春のインターハイ大阪大会で優勝した大阪学院大学高校サッカー部が棄権扱いされたことが大きな話題になっている。大阪府大会には全部で215校が参加するが開会式の日程を顧問の先生が間違えていたことが原因だと報じられている。
いろいろな報道を総合すると、
・春のインターハイ大阪大会で優勝した強豪チーム。
・今回の大阪府予選ではシードされている。
・開会式要項には「7人以上の出席が無い場合は棄権として扱う」と明記されている。
・6月中旬に行われた抽選会のときもその旨の説明がされている。
・以前にも(他校で)同様の棄権例がある。
・当日は17時からの開会式に何とか間に合うように主催者側が監督に連絡を入れている。
・7人が揃ったのは開会式が始まってから10分~15分ほどが経過した後だった。
・同校の出場が認められるように約34,000人分の嘆願書を提出した。
となる。田内成人・高体連サッカー部委員長は
「(開会式の開始時間を過ぎて)それ以上待つというのは、200何チームも待っていることを含めてちょっと難しいかなという判断。」
「そこ(ルール)を譲ってしまうと、全部がなし崩しになってしまう。」
とコメントしている。大会は8月28日(日)に開幕するので間もなく最終判断が下されると思うが、現段階では「大阪学院大高の大会出場は認められない可能性の方がはるかに高い。」と言わざる得ない。