10位 : MF アンドレイ (京都サンガ)→ 京都への加入が決まった時は「ブラジルのピルロ」と紹介されたのでゲームメーカー系の選手かと思われたが、実際には積極的にゴール前に顔を出してチャンスに絡むタイプのボランチ。186センチとサイズがあってセットプレーのときは一番のターゲットになっている。ヘディングの技術が高いのでMFアンドレイのところから決定機が生まれる場面は多い。MF佐藤健との関係性は良好。いいバランスを保っている。
9位 : MF 李漢宰 (町田ゼルビア)→ 元北朝鮮代表の闘将。国際Aマッチは7試合に出場している。昇格初年度からプレーオフ争いに参加している町田の中盤の要として絶大な存在感を発揮している。気の利いたプレーができる選手で危機察知能力も抜群。プレーメーカー系のMF森村とコンビを組むケースが多くなっているが棲み分けが出来ている。ハードワークを身上とする戦える選手で強烈なリーダーシップを発揮して味方を鼓舞することができる。
8位 : MF アランダ (ジェフ千葉)→ 「現役のパラグアイ代表」ということで大きな期待を受けてチームに加入したがさすがのプレーを見せている。運動量自体は多くないがポジショニングが良くて効果的なプレーができる。「J2屈指のボランチ」と言えるが難点は怪我が多い点。彼が不在のときは千葉の勝率が著しく低下する。逆転でのプレーオフ出場を果たすためには「MFアランダが怪我をすることなく試合に出場し続けること」が最低条件となる。
7位 : MF 山村和也 (セレッソ大阪)→ オフに鹿島からC大阪に移籍。CBで起用されるかと思ったがMF扇原やMF橋本英らとのポジション争いに勝利して開幕からボランチとしてスタメン起用が続いた。サイズがあって身体的な能力が高くて最終ラインの前でハイボールを楽々と跳ね返すことができるのは魅力。ここまで3ゴールと攻撃面でも貢献している。MF山口蛍が加入したのでMFソウザとMF山村和とMF山口蛍の3人をどう起用していくのか?は要注目。
6位 : MF 深井一希 (コンサドーレ札幌)→ 高校時代から怪我に泣かされ続けてきた逸材ボランチがここに来てボランチのレギュラーに定着した。2年ほど前と比べると明らかに体が大きくなって当たり負けするシーンはほぼ無い。ボール奪取力に関してはJ2屈指と言える。組み立てのセンスもあるので更なる飛躍が期待される。MF宮澤裕とコンビを組むケースが多くなるので守備的な仕事が多くなるのは仕方がないがゴール前に出ていくシーンを増やしたい。
5位 : MF 宮阪政樹 (松本山雅)→ オフに山形から松本山雅に移籍。山形時代の2015年はMFアルセウの加入によってレギュラーから外れるなど不本意なシーズンになったが新天地の松本山雅では中盤の要の1人になっている。精度の高い右足のキックはJ2屈指。MF岩上(大宮)が抜けた穴を感じさせないほど効果的なボールを蹴り続けている。キックの精度が高くて判断も的確なので不用意にボールを失うことがないのもプレーヤーとしての特徴と言える。
4位 : MF 岩間雄大 (松本山雅)→ 昨シーズンまでは黒子タイプのボランチとしてチームを陰から支える選手だった。スポットライトを浴びることはほとんどなかったが今シーズンは攻撃における貢献度が劇的にアップ。17節の札幌戦(H)では後半の終了間際に勝ち越しゴールを決めるなど勝負どころで貴重なゴールを決めてチームを助けている。過去3年間でわずか1ゴールだった選手がここまでの21試合で4ゴール。目覚ましい働きを見せている。
3位 : MF 庄司悦大 (レノファ山口)→ J2でプレーするのは町田時代の2012年以来。このときの町田はアルディレス監督の下、特徴的なパスサッカーを見せたが結果にはつながらず。MF庄司にとっても「プロの壁」を感じるシーズンになったがJFLあるいはJ3で力を蓄えてパワーアップしてJ2に戻ってきた。パス数はJ2の中でダントツ1位。山口の攻撃のほとんどはMF庄司を経由する。同様に得点力の低さが課題とされていたがここまで3ゴールを挙げている。
2位 : MF 矢島慎也 (ファジアーノ岡山)→ 結局、J2でプレーする選手の中で手倉森JAPANに招集されたのはMF矢島慎だけ。多くの選手の思いを背負ってリオでプレーすることになる。岡山ではボランチあるいはアンカーでプレーするがU-23アジア選手権を経験して一回り大きくなった。プレーメーカーとしてはJ2で最高峰と言える。岡山の攻撃の中心になっているので「彼が抜ける夏の時期にどんな戦いが出来るのか?」は大きな注目ポイントと言える。
1位 : MF ソウザ (セレッソ大阪)→ ハノーファーに移籍したMF山口蛍の後釜として加入したが攻守両面でハイレベルなスーパーボランチ。パス数とタックル数がリーグ屈指なのは理解できるがシュート数もリーグ1位タイ。ほぼボランチでプレーしている選手のシュート数がリーグ1位というのは相当に珍しい。MF山口蛍とのWボランチはJ1の中に混じっても最高クラスと言える。MF山村和もいるので今後はトップ下でプレーする機会が多くなるはず。
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