キーパー GK 大迫敬介 (サンフレッチェ広島ユース)
GK 谷晃生 (G大阪ユース)
→ 現時点ではGK小島(早稲田大)がこの世代の1番手のキーパーとして活躍している。名古屋U18のときから評価が高かったが大学に進学。高卒でプロ入りしたとしても1年目や2年目から出場機会を得るのはほぼ無理。有望なキーパーにとって大学進学というのは遠回りではない。1997年の早生まれなので一番上の学年となるGK小島亨(早稲田大)が現段階ではもっとも高い評価を受けているが上の2人を選出した。
GK大迫(広島ユース)は1999年生まれ、GK谷(G大阪ユース)は2000年生まれ。そのまま広島あるいはG大阪のトップチームに昇格してもすぐに出場機会を得るのは難しい。4年後の時点で実戦経験が不足している可能性がある点はネックとなるがともに落ち着きのあるキーパーで安定感がある。その他ではGK山口(FCロリアン)やGK波多野(FC東京)なども候補となる。196センチの大型キーパーのGK波多野にも期待したい。
ディフェンダー DF 中山雄太 (柏レイソル)
DF 町田浩樹 (鹿島アントラーズ)
DF 庄司朋乃也 (セレッソ大阪)
DF 柳貴博 (FC東京)
DF 初瀬亮 (ガンバ大阪)
DF 菅原由勢 (名古屋グランパスU18)
→ まず最初にCBはDF中山雄(柏)とDF町田(鹿島)とDF庄司(C大阪)を選出した。DF中山雄とDF町田はともに左利き。バランスを考えると「両CBがともに左利き」というのはあまり良くないがやはり外すことは出来ない。DF町田は188センチの長身。先輩のDF植田直のように五輪代表の守備の要になることが期待される。DF中山雄は180センチなのでCBとしては小柄であるが左足のキックがとにかく正確である。
3人目に選んだDF庄司(C大阪)はここに来てようやくプレーできる状態に戻った。187センチの高さはもちろんのこと、スピードも評価されている。C大阪はDF山下の相方を固定できずにいるので意外と早く出てくるのではないかと思う。その他ではDF大南(磐田)にも高い将来性を感じる。184センチとサイズがあってしかも身体能力が高い。DF野田裕(G大阪)やDF監物(清水ユース)なども期待したい有望なCBである。
SBはDF柳(FC東京)とDF初瀬(G大阪)とDF菅原(名古屋U18)の3人を選出した。FC東京のDF柳は183センチの大型SB。守備力に定評があるが推進力もある。G大阪のDF初瀬は左右両サイドを遜色なくこなす。名古屋U18のDF菅原は推進力のある右SB。学年的には1番下となるが大きな可能性を感じる。右SBは攻撃力のあるDF小島雅(仙台)、左SBは左足のキックに定評のあるDF舩木翔(C大阪U-18)にも期待したい。