リーグランキング(1位から50位まで)に入るための前提条件 ※ 90分あたりの走行距離 → スタメンの回数>途中出場の回数
※ 90分あたりのスプリント回数 → スタメンの回数>途中出場の回数
※ 90分あたりのシュート本数 → 10本以上
※ 90分あたりのドリブル数 → 10回以上
※ 90分あたりのクロス数 → 10本以上
※ 90分あたりのタックル数 → 10回以上
※ 90分あたりのインターセプト数 → 5回以上
10位 : DF 伊東幸敏 (鹿島アントラーズ) 1993年9月3日生まれ 175センチ/68キロ→ 過去には日本代表経験のあるDF西大伍から右SBのレギュラーポジションを奪った時期もあるが今シーズンはかなり劣勢。リーグ戦でのスタメンは5試合にとどまった。U-23アジア選手権も予備登録メンバー止まりだったが、「90分あたりのスプリント回数」がリーグ11位で、「90分あたりのクロス数」はリーグ8位。タイミングのいい攻撃参加で多くのチャンスに絡んでいたことは数字でも証明されている。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのスプリント回数 | 90分あたりのクロス数 |
(本) | 順位 | (本) | 順位 |
10 | 伊東 幸敏 | 鹿島 | 8 | 0 | 554 | 26.32 | 11 | 5.36 | 8 |
9位 : MF 中野嘉大 (川崎フロンターレ) 1993年2月24日生まれ 176センチ/66キロ→ 筑波大出身のルーキー。1stステージは全く出番が無かったが秋以降に頭角を現すと左WBの位置で起用されて攻撃的な良さを発揮した。五輪代表に初選出されるなど一躍注目される存在になった。ドリブラーとして知られている選手なので「90分あたりのドリブル数」がリーグ10位というのは予想通りと言えるが、「90分あたりの走行距離」もリーグ19位。ドリブルだけの選手ではなくて走力もあることが分かる。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのドリブル数 |
(km) | 順位 | (回) | 順位 |
9 | 中野 嘉大 | 川崎F | 10 | 1 | 690 | 11.92 | 19 | 5.22 | 10 |
8位 : MF 喜田拓也 (横浜Fマリノス) 1994年8月23日生まれ 169センチ/63キロ→ 10月末に行われたU-22代表候補合宿中に怪我をして終盤戦は欠場が続いたが、8月の東アジアカップのときは予備登録メンバー50人に選ばれるなどステップアップの1年になった。「90分あたりの走行距離」が12位、「タックル数」が39位、「90分あたりのタックル数」が22位、「インターセプト数」が48位、「90分あたりのインターセプト数」が33位と軒並み優秀。フル代表入りが手に届くところまで来ている。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | タックル数 | 90分あたりのタックル数 | インターセプト数 | 90分あたりのインターセプト数 |
(km) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 |
8 | 喜田 拓也 | 横浜FM | 24 | 0 | 1,881 | 12.01 | 12 | 77 | 39 | 3.68 | 22 | 11 | 48 | 0.526 | 33 |
7位 : MF 野津田岳人 (サンフレッチェ広島) 1994年6月6日生まれ 175センチ/70キロ→ 同期のFW浅野拓は東アジアカップで代表入り。J1で8ゴールを挙げてベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど飛躍のシーズンになったのに対してMF野津田は広島では思うように出場機会を得られず。クラブW杯も初戦で怪我をして離脱。フラストレーションの溜まる1年だったが、「90分あたりのシュート本数」はリーグ16位で、「90分あたりの走行距離」はリーグ6位。走力のある選手であることが分かる。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのシュート本数 | 90分あたりの走行距離 |
(本) | 順位 | (km) | 順位 |
7 | 野津田 岳人 | 広島 | 19 | 4 | 878 | 2.97 | 16 | 12.36 | 6 |
6位 : MF 清水航平 (サンフレッチェ広島) 1989年4月30日生まれ 168センチ/64キロ→ MFミキッチとMF柏に次ぐWBの3番手だったが、シーズン終盤にMF柏が離脱した後は左WBでスタメン出場。ゴールに絡む活躍を見せた。「90分あたりのドリブル数」は23位、「クロス数」は47位、「90分あたりのクロス数」は6位。MFミキッチやMF柏と同様で攻撃的なスタッツの良さが目立つが、2人を上回っているのはインターセプトに関する数値。「90分あたりのインターセプト数」はリーグ2位だった。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのドリブル数 | クロス数 | 90分あたりのクロス数 | インターセプト数 | 90分あたりのインターセプト数 |
(回) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 |
6 | 清水 航平 | 広島 | 16 | 2 | 912 | 4.05 | 23 | 55 | 47 | 5.43 | 6 | 11 | 48 | 1.086 | 2 |
5位 : FW 白崎凌兵 (清水エスパルス) 1993年5月18日生まれ 181センチ/67キロ → 山梨学院高時代は「高校ナンバー1の選手」と評された。期限付き移籍先のカターレ富山でブレイクしかけた時期があったが伸び悩んでいるイメージが強い。ポテンシャルに見合った活躍が出来ていないのは確かであるが、「90分あたりの走行距離」は12.64キロで1位、「90分あたりのスプリント回数」も19位。「高度なテクニックを持った万能型のアタッカー」という印象が強いが「走力もJ1屈指」と言える。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのスプリント回数 |
(km) | 順位 | (本) | 順位 |
5 | 白崎 凌兵 | 清水 | 20 | 2 | 1,245 | 12.64 | 1 | 24.00 | 19 |
4位 : MF 高木利弥 (モンテディオ山形) 1992年11月25日生まれ 178センチ/72キロ→ V・ファーレン長崎の高木琢也監督の長男。父は1992年11月のアジアカップの決勝(vs サウジアラビア戦)で決勝ゴールを決めたが、その約半月後に生まれた。著しく調子を崩した時期もあったが、「90分あたりの走行距離」が43位、「90分あたりのスプリント回数」が31位、「ドリブル数」が19位、「90分あたりのドリブル数」が17位、「クロス数」が26位、「90分あたりのクロス数」が10位と軒並み優秀。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのスプリント回数 | ドリブル数 | 90分あたりのドリブル数 | クロス数 | 90分あたりのクロス数 |
(km) | 順位 | (本) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 |
4 | 高木 利弥 | 山形 | 20 | 0 | 1,410 | 11.52 | 43 | 22.02 | 31 | 74 | 19 | 4.72 | 17 | 78 | 26 | 4.98 | 10 |
3位 : FW 赤崎秀平 (鹿島アントラーズ) 1991年9月1日生まれ 174センチ/70キロ→ MF中野嘉(川崎F)は小学校時代から大学までずっと同じチームでプレーしてきた1年後輩。大学ナンバー1ストライカーとして鳴り物入りで鹿島入りを果たしたが、プロ2年目の2015年は22試合で7ゴールを記録。90分あたりのシュート本数」がリーグ24位で、「90分あたりのスプリント回数」はリーグ3位だった。「レギュラーに定着できればフル代表入りも可能」と言えるほどの高いポテンシャルを持っている。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのシュート本数 | 90分あたりのスプリント回数 |
(本) | 順位 | (本) | 順位 |
3 | 赤﨑 秀平 | 鹿島 | 22 | 7 | 1,141 | 2.68 | 24 | 30.21 | 3 |
2位 : MF 前田直輝 (松本山雅) 1994年11月17日生まれ 175センチ/66キロ→ 東京Vの下部組織出身でMF中島翔(FC東京)は同期。昨オフに松本山雅に期限付き移籍したが、「90分あたりの走行距離」がリーグ22位で、「90分あたりのスプリント回数」はリーグ2位。この1年で走力が劇的にアップした。さらに「ドリブル数」が23位で「90分あたりのドリブル数」は27位。走力と打開力を併せ持った逸材である。「横浜FM入りが濃厚」と言われているが、横浜FMにとっては大きな補強になる。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのスプリント回数 | ドリブル数 | 90分あたりのドリブル数 |
(km) | 順位 | (本) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 |
2 | 前田 直輝 | 松本山雅 | 31 | 3 | 1,685 | 11.87 | 22 | 31.25 | 2 | 71 | 23 | 3.79 | 27 |
1位 : FW ハモン・ロペス (ベガルタ仙台) 1989年8月7日生まれ 185センチ/79キロ→ 26試合で7ゴールというのは外国人助っ人としては際立つ数字ではないが、「90分あたりのシュート本数」と「90分あたりのドリブル数」がともに1位で、「90分あたりのスプリント回数」が16位で、「90分あたりのクロス数」も27位と優秀。個人で打開することができるだけでなく、走力も併せ持った選手であることが分かる。185センチのサイズも魅力で、化け物クラスになり得る要注目のアタッカーと言える。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | シュート本数 | 90分あたりのシュート本数 | 90分あたりのスプリント回数 | ドリブル数 | 90分あたりのドリブル数 | クロス数 | 90分あたりのクロス数 |
(本) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 |
1 | ハモン・ロペス | 仙台 | 26 | 7 | 1,402 | 68 | 10 | 4.37 | 1 | 24.71 | 16 | 116 | 9 | 7.45 | 1 | 55 | 47 | 3.53 | 27 |
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