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ブラジルW杯の日本代表のスタメンはどうなる? (GK編) → 投票数:349票 →
ブラジルW杯の日本代表のスタメンはどうなる? (右SB編) → 投票数:195票 →
ブラジルW杯の日本代表のスタメンはどうなる? (CB編) → 投票数:177票
ゴールキーパー ・GK 川島永嗣 (リエージュ) 1983.3.20 185/80
・GK 西川周作 (浦和レッズ) 1986.6.18 183/81
・GK 権田修一 (FC東京) 1989.3.3 187/85
→ 昨年11月の欧州遠征の初戦のオランダ戦はGK西川がスタメン起用されたが、強豪相手に2対2のドローゲームを演じた。次のベルギー戦はGK川島がスタメン起用されたが、こちらはアウェーで3対2と逆転勝ちを飾った。ただ、1失点目はゴールマウスを大きく飛び出したにもかかわらずGK川島がクリアできなかったことがきっかけだった。GK川島の評価は必ずしも良くなかった。
長らく日本代表の2番手キーパーだったGK西川であるが、2013年は充実したシーズンを過ごした。所属の広島ではリーグ連覇の立役者となって2年連続でJ1のベストイレブンに選ばれた。名実ともに日本を代表するキーパーとなってオフに浦和に移籍したが、新天地でも力を発揮している。特に左足から繰り出されるフィードは絶品で、フィードに関してはワールドクラスと言える。
ここ2年ほどのGK西川の充実ぶりは素晴らしいので、「1番手のGK川島と2番手のGK西川の差は小さくなっている。」と思われた。実際に東アジアカップ以降は日本代表でもそういう使われ方になっていたが、2014年に入ってから行われた3試合(ニュージーランド戦、キプロス戦、コスタリカ戦)はいずれもGK川島がスタメンで起用されており、GK西川は控えに回っている。
3試合で3失点。3連勝と結果も出ているので、今後、GK川島とGK西川の立場が逆転しそうな雰囲気はなくなってきた。周囲が考えている以上にGK川島に対するザッケローニ監督の評価は高いのではないかと思われる。次のザンビア戦でもGK川島がスタメンで起用されるのであればレギュラーは決まりである。最後にGK西川にアピールの場が与えられるのか?という点も注目と言える。
一方、3番手のGK権田については、「W杯の本大会で出場機会を得る可能性はゼロに近い。」と言わざる得ないが、辛抱するしかない。キーパーとしての能力だけでなく、チャンスに恵まれなくても腐らない人間性をザッケローニ監督は評価していると思うし、また、出られない理由を自分自身で考えて、精進できる選手だから継続して日本代表に選出されていることも間違いない。