■ 04年最大の発見Jリーグになってから、20歳そこそこの年齢にもかかわらず、Jの強豪チームで攻撃の全権を握るような主軸選手となったのは、浦和レッズの小野伸ニと、横浜FMの中村俊輔と、鹿島アントラーズの小笠原満男と、横浜Fの前園真聖4人しかいなかった。そして、昨シーズン、その系譜に新たな選手が加わった。
浦和レッズの長谷部誠。
2004年、日本サッカー界で、最大の発見は長谷部だった。ACミランのブラジル代表MFカカを髣髴とさせる、懐の広い独特のドリブルと、意表をつくスルーパス、さらには、運動量も兼ね備えている長谷部は、瞬く間にスター選手のひとりとなった。セカンドステージ初戦の磐田戦のロスタイムで決めたドリブル突破からのシュートは、昨シーズンのベストゴール。シーズン終了後には、Jリーグのベスト11に選ばれた。
■ 日本代表に入って当然の実力そして、今シーズン。大きな期待をうけてのシーズンであったが、ボクからすれば、相当に期待外れのシーズンだった。もちろん、それなりにいいプレーは披露しているが、どうも存在感がうすく、多くの試合で、並のボランチに成り下がっていた。
攻め上がりたいけれども、ボランチというポジションのため、そう頻繁に攻撃的にいけない。勝負のドリブル、勝負のパスで攻撃を仕掛けたいのに、カウンターを警戒するあまり、どうしても安全なプレーを選択してしまう。ピッチ上の長谷部はいつも悩んでいるように見えた。その傾向は、ポンテという、正真正銘のトップ下の選手が加入したことで、より強くなった。
ボクは、長谷部の実力なら、日本代表に入っていて当然だと考える。確かに、今の中盤の選手層は厚く、ジーコの若手選手への起用は慎重だが、彼くらいの選手になれば、そんなものはただの言い訳だ。
2006年、まず、期待したい選手が、長谷部誠。レッズで、そして、日本代表で、無心で、縦横無尽にピッチを駆け回ることを期待したい。
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長谷部誠長谷部 誠(はせべ まこと、1984年1月18日 - )は、静岡県島田市生まれ、静岡県藤枝市育ちのサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー|MF。浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ所属。2006年にはサッカー日本代表|日本代表にも選ばれた。来歴
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