■ 第39節J2の第39節。18勝14敗6分けで勝ち点「60」の東京ヴェルディと、16勝13敗9分けで勝ち点「57」の栃木SCが味の素スタジアムで対戦した。J2の昇格争いは、2位の湘南が勝ち点「65」、3位の大分と4位の京都が勝ち点「64」、5位の千葉が勝ち点「62」、6位の横浜FCが勝ち点「61」、7位の東京Vが勝ち点「60」、8位の山形と9位の岡山が勝ち点「58」、10位の栃木SCが勝ち点「57」となっており、熾烈な争いが続いている。ただ、東京Vは4試合勝利なしで7位、栃木SCも3試合勝利なしで10位と苦しい立場になってきたので、両チームとも、勝利が絶対に必要な大一番となった。
ホームの東京Vは「4-2-2-2」。GK土肥。DF森、土屋、深津、高橋。MF柴崎、和田、西、梶川。FW中島、阿部。2011年にメキシコで開催されたU-17W杯に出場して準々決勝のブラジル戦でゴールを決めている高校3年生のFW中島が2トップの一角で起用された。33節の福岡戦でリーグ戦初出場で初ゴールを決めると、34節と37節でもスタメンに起用されており、プロ3度目のスタメンとなった。ここまでは4試合で1ゴールを挙げている。また、同じく高校3年生のMF前田がベンチ入りを果たした。エースのFW阿部は36試合で17ゴールを挙げている。6試合連続スタメンだったFWアレックスはベンチスタートとなった。
対するアウェーの栃木SCは「4-2-2-2」。GK武田。DF山形辰、大和田、當間、菅。MFチャ・ヨンファン、西澤、高木和、菊岡。FWサビア、廣瀬。大黒柱のFWパウリーニョは37節の京都戦で退場処分を受けたため、38節の福岡戦に続いて出場停止で、MF西澤とMFチャ・ヨンファンのダブルボランチとなった。MF西澤は3試合連続スタメンで、MFチャ・ヨンファンは2試合連続スタメンとなった。前線はFW廣瀬とFWサビアの2トップで、FW廣瀬は37試合で9ゴール、FWサビアは34試合で7ゴールを挙げている。FW佐々木、FW棗、FW久木野らがベンチスタートとなった。
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◆ まとめ #332 【東京V×栃木SC】 18歳・中島翔哉 最年少ハットトリック (2012/10/26)
・第39節
・4対1で東京Vが勝利!!!
・圧巻のハットトリック
・栃木SCのプレーオフ進出は絶望的・・・
→ 7位の東京Vと10位の栃木SCの試合は、18歳のFW中島がハットトリックを決める活躍を見せて、4対1で東京Vが勝利しました。東京Vは、FW中島以外にも、MF梶川、DF高橋、DF深津らが奮闘し、いい形で勝ち点「3」を得ることができました。一方の栃木SCは、プレーオフ進出の可能性が限りなく低くなる敗戦となりました。
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