ジュビロ磐田 ・茶野隆行
・村井慎二
・中山雅史
・鈴木秀人
→ 日本代表経験のある4人の放出を決定。チームは若返りを図るとともに、新しい時代に進む覚悟を決めたようだ。42歳になったFW中山については、本人の現役続行の意思が固く、磐田としては苦渋の選択をせざるえなくなったが、一方で、MF村井とDF茶野はレギュラー格の選手であり、やや意外な決断となった。
MF村井はまだ30歳という年齢。サイドからのドリブルとクロスは魅力的で衰えは感じられないが、ここ数年、怪我がちであったことがマイナス評価となったのか?それでも、J2のチームを含めて、獲得に興味を示すチームは多いだろう。また、DF茶野が手薄なセンターバックの中心であったが、結局のところ、失点数の多さは改善されず。奇しくも、2005年にジェフ市原からダブルで獲得した2人が同じ時期に放出という形になった。やはり、生え抜きと移籍組ではチーム内の立場が違ってくるのだろうか。
ベテランのDF鈴木はここ数年、衰えが激しかったので仕方ないが無い選択であったが、DF茶野とDF鈴木の退団で、ただでさえ薄いセンターバックは致命的なレベルになった。DFイ・ガンジンの獲得が決定しているが、オフのさらなる効果的な補強が求められる。
<2009年のエントリー>
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ベガルタ仙台 ・鈴木弾
・木谷公亮
・飛弾暁
・西山貴永
・曽我部慶太
・田中康平
→ 7年ぶりのJ1が決定している仙台。J1でのシーズンを見据えて、オフに効果的な補強が望まれるが、そんな中で今シーズン、出場機会がほとんどなかった6人の選手の退団が決定した。
この中で、一番のビッグネームはDF木谷。ここ数年の仙台の守備を支えてきたディフェンスリーダーであるが、2004年の大宮時代で解雇された時と同様に、チームがJ1に挑戦するシーズンを前に戦力外となった。今シーズンはDFエリゼウの加入とDF渡辺の成長で1試合のみの出場となったが、経験豊富なセンターバックの獲得を考えるクラブは少なくないだろう。
<2009年のエントリー>
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ザスパ草津 ・本田征治
・寺田武史
・山渡
・佐藤大基
・喜多靖
・三澤慶一
・藤井大輔
・杉本裕之
→ 佐野監督は今シーズン限りでの退任が決定。8人もの選手が退団する運びとなった。
この中で意外に思えるのが、DF藤井。今シーズンはセンターバックとして開幕からほぼレギュラーポジションを確保していたので、驚きの決断となった。シーズン終盤にDF有薗が起用されるようになっているが、代役としての目処が立ったという判断なのか?ややもったいないような気もする。
また、JFL時代からチームを支えてきたMF山崎との契約も更新しないことが発表されている。J2で5年目になって、選手の入れ替わりも激しいが、古くからチームを支えてきた選手がここに来て放出。厳しい世界であるので仕方がないが・・・。また、GK本田、DF寺田、DF喜多というベテラン3人の退団も決定。チームは若返ることになる。
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東京ヴェルディ ・服部年宏
・船越優蔵
・滝澤邦彦
・河村崇大
・新村純平
・岩倉一弥
→ 松田監督が退任することが決定していて、更に親会社もチェンジ。新しいチームに生まれ変わる中で、6人もの選手が戦力外となった。中堅以上の年齢で、さらに外様の選手になると、非常に立場が厳しいということを痛感させられる。
最大のトピックスは、元日本代表でジュビロ磐田の黄金時代を築いたMF服部と契約更新をしないこと。今シーズンは怪我があったため、開幕から21試合を欠場したが、復帰後はチームの中心になった。
MF名波、MF福西、FW中山、FW高原、DF田中、DF鈴木、DF山西らジュビロの黄金時代を築いたメンバーの中で、何人かはすでに引退をしていて、残りの何人かはいろいろなクラブでキャリアの晩年といえる時期を過ごしているが、この中ではMF服部が一番、パフォーマンスを維持できているように思える。そのプレーを見る限り、大きな衰えは感じられず、MF服部を獲得出来たチームは相当の戦力アップが見込めるだろう。
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サガン鳥栖 ・清水康也
・内間安路
・廣瀬浩二
・サムエル
・山田卓也
→ 5位が確定している鳥栖は岸野監督の退任が決定し、来シーズンは新しいチームに生まれ変わることになるが、その中で、FW廣瀬の退団は想定外だった。25歳という若さであり、今シーズン開幕前には、多くの人が大宮に移籍したFW藤田に変わる鳥栖のエースストライカーになり得る選手と認識していた。確かに、今シーズンの成績は31試合で3ゴールのみ。期待には全くこたえられなかったが、非常に厳しい決断だった。
ただ、裏を返すと、選手のためを思った決断であるようにも思われる。FW廣瀬ほどの実力があれば、幾つかのJ2のチームが興味を示す事は確実であり、鳥栖では、FWハーフナー・マイクやFWトジンの加入、MF武岡の成長で居場所が無くなりつつあった。フォワードとしてだけでなく、サイドプレーヤーとしても魅力のある選手であり、「少しでもいい時期にいいチームに移籍してほしい。」というチーム側の配慮も感じられる。
2007年・2008年は準主力だったMF清水は、今シーズン4試合の出場のみ。サイドハーフはMF島田の加入等で層が厚くなってきたポジションであるので仕方ないか。DF内間は新人のDF渡邉の成長でポジションと役割がかぶってしまったか。
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ロアッソ熊本 ・河端和哉
・喜名哲裕
・中山悟志
・木島良輔
・石井俊也
・山本翔平
・宮崎大志郎
・小森田友明
→ J2で3年目となる来シーズンを見据えて、かなり思い切った決断を下した。まずは、チームの得点王であり、背番号「10」を背負うFW木島との契約を更新をしないことを決定。今シーズンは10ゴールをマークしていて、FW木島のドリブルと思い切りのいいプレーは相手にしてみると嫌な選手ではあった。が、実際のところ、MF藤田やMF西といった他の主力選手達とのイメージの共有が出来ておらず、チームが目指すスタイルと合致していないかのように思える部分が見受けられたのは事実である。元来、セルフィッシュなアタッカーであり、それが彼の特徴の1つではあるが、チーム全体を考えた時、あり得ない決断ではないだろう。
もったいないと思われるのが、ベテランのMF石井。シーズン終盤に怪我をして欠場しているが、開幕からずっとフル出場し、中盤の底でチームを支えていただけに、決断を誤った感じがする。他にも、MF山本、MF宮崎といった準主力を放出。来シーズンに向けてどういう補強があるのかは分からないが、頑張って有効な補強をしないと、中盤の層は相当に薄くなっている。
センターフォワードとして期待されたFW中山は2年間で56試合で9ゴールのみという数字であれば斬られても仕方がないが、一方で、FW小森田の放出はややもったいない気はする。DF河端はシーズン終盤になって、DF福王とDF矢野のコンビが熟成されてきたので、仕方ない放出であると考える。
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