ガイナーレ鳥取→ 金鍾成監督になって3年目だったが36節を終えた時点で13勝10敗13分けで勝ち点「52」。2位の鹿児島との差は「6」なのでJ2昇格の可能性を残している。しかも、最終節は鹿児島との直接対決。「自力で差を縮めるチャンスがある。」と言えるが得失点差は鹿児島が「+15」であるのに対して鳥取は「+4」。鹿児島を抜くためには大量ゴールが必要となる。土俵際まで追い詰められているのは間違いない。
2018年は3位、2019年は7位、2020年は5位だったが2021年と2022年はいずれも12位だった。過去2年間は中盤まで低調。秋以降に快進撃を見せたが今シーズンも同じ。スタートで躓いた。開幕2連勝の後、6試合未勝利。9節のFC琉球戦で久々の勝利を得たが10節から5試合未勝利。14節を終えた時点で金鍾成監督は解任されて増本ヘッドコーチがチームを指揮しているが監督交代後は10勝5敗7分けで勝ち点「37」。
下位だったチームを立て直して残り2試合となった時点で2位の可能性を残している点は高評価できる。今シーズンの鳥取の大きな特徴と言えるのは「近年の中では平均年齢が非常に高いチームになっている点」。今シーズンは27.84歳となるが2018年は25.89歳、2019年は25.81歳、2020年は23.79歳、2021年は25.22歳、2022年は25.20歳だった。昨シーズンと比べると2.64歳UP。平均年齢は相当に上がっている。