ヴィッセル神戸→ 22節が終了した時点で13勝4敗5分けで勝ち点「44」。FW大迫が22試合で16ゴール3アシスト、FW武藤嘉が22試合で8ゴール9アシスト。両エースが攻撃陣を牽引している。「悲願のJ1初優勝」の大きなチャンスを迎えているが2位の横浜FMとは全く同じ勝ち点「44」。これから大きなプレッシャーがかかる試合が続いていく中、FW大迫、FW武藤嘉、MF山口蛍など経験豊富な選手がたくさんいるのは心強い。
今シーズンのJ1の主役の1つになっているがこれだけ結果が出ていることもあって今夏の動きは静かである。2年前の2021年は夏にFW大迫とFW武藤嘉を獲得。残留争いの真っ只中だった1年前の夏はDFトゥーレル、FWステファン・ムゴシャ、DF飯野などを獲得したが今夏はかなり余裕がある。出番に恵まれなかった外国人選手の放出の動きが中心になっており、新戦力の獲得のニュースは流れていない。
神戸の人気UPに大きく貢献したMFイニエスタ(→未定)は退団。MFセルジ・サンペール(→FCアンドラ)も退団してFWステファン・ムゴシャ(→仁川U)も退団となった。高額年俸だった3人の助っ人が抜けたことで財政的な余裕は生まれたが楽天という会社自体があまりいい経営状態ではないと言われているので「3人が抜けた。」とは言ってもそこで生まれたお金を使ってビッグネームを獲得する可能性はほぼゼロと言える。