浦和レッズ→ 21節を終えた時点で10勝4敗7分けで勝ち点「37」。首位の神戸との差が「7」なので優勝争いに参加している。4位と絶好の位置に付けているが21試合で27得点/17失点。総失点は神戸と並んでJ1最少タイとなるが総得点はJ1で8位タイ。得点力はやや不足している。大ベテランのFW興梠がチーム内得点王になるが21試合で4ゴールなのでゴール数は伸びていない。「攻撃面は問題あり」と言わざる得ない。
それもあって夏の移籍市場ではMF中島翔(アンタルヤスポル)とMF安部裕(バルセロナ)という代表経験者を獲得した。MF大久保智明とMF関根貴が中心になっている2列目は今シーズンは低調だったMFダヴィド・モーベルグ(→アリス・テッサロニキ)がレンタル移籍となるなど入れ替えは激しかった。MF中島翔もMF安部裕もともに近年は怪我に苦しんでいるので「コンディションがどの程度なのか?」は注目される。
MF安部裕については欧州に渡った後、なかなかトップレベルの試合を経験できなかった。まずは身体を万全の状態にすることが求められる。「即戦力というよりは来シーズン以降を見据えた補強」と言えるがMF中島翔についてはもうすぐ29歳。年齢もかなり高いので即戦力になることが期待される。トップ下 or 左サイドハーフで起用されると思うが初期の森保JAPANの頃のようにピッチ上で躍動できるか?否か?