GK 本間幸司 (水戸ホーリーホックなど)→ J2通算で576試合。J2歴代最多となる。今シーズンも12節の東京V戦(H)でスタメン出場。記録を更新した。1996年に高卒で浦和に加入したが4年間在籍してリーグ戦の出場はゼロ。1999年に当時はJFLだった水戸に移籍するとクラブのレジェンドとして活躍。水戸に加入して今シーズンが25年目。2000年~2023年までずっと水戸はJ2で戦っているので「J2でのクラブの歴史の全てにかかわって来た選手」である。水戸のみならず、J2のレジェンドプレーヤーと言える。「幸司とともにJ1へ 」が合言葉になっている。
DF 深津康太 (町田ゼルビアなど)→ J2通算で336試合に出場している。これは歴代35位になるが実はCBが本職となる選手に限定すると343試合のDF山本英(甲府など)に次いで歴代2位となる。2003年に高卒で名古屋に加入したが出番に恵まれず。水戸や柏やFC岐阜でもプレーした。2009年に町田に加入したが当時の所属はJFLだった。FC岐阜時代の2007年も含めてキャリアの中で4シーズンもJFLでプレーしているが2013年に町田に復帰すると以後はずっと町田でプレーしている。ハードな守備と空中戦が武器。J2通算では13ゴールを挙げている。
DF 山本英臣 (ヴァンフォーレ甲府など)→ 名門の市原ユース出身。1999年~2002年まで市原でプレーしたがリーグ戦は4試合の出場のみ。2003年にJ2の甲府に移籍するとドアマットチームからの脱却を目指していた甲府の中心になった。以後、ずっと甲府でプレーしており、甲府での在籍年数は21年となった。175センチなのでCBとしては小柄な体格になるが類まれなクレバーさとフィード力を生かしてチームに貢献。統率力が大きな武器となる。42歳になった今も甲府の重要な戦力になっている。2022年の天皇杯の決勝戦はキャリアのハイライトの1つになる。
DF アレックス (カマタマーレ讃岐など)→ 2002年にJ2だった川崎Fに加入して日本でのキャリアがスタートした。2018年限りで現役を引退したが来日してからずっと日本でプレー。J2通算では351試合に出場。これは外国人選手としては歴代最多となる。川崎F→福岡→柏→千葉→鹿島→徳島→讃岐という経歴になるがJ1でも142試合に出場しており、Jリーグ通算では493試合に出場している。万能型の選手で左SB/左WB/ボランチ/2列目/フォワードでプレー可能。福岡時代の2007年には2列目で起用されて45試合で26ゴールと爆発した。日本語も堪能な選手。
MF 坂本紘司 (湘南ベルマーレなど)→ セゾンFC出身。静岡学園高で活躍して1997年に高卒で黄金期の真っ只中だった磐田に加入したが出番に恵まれず。2000年にJ2に降格した湘南に移籍すると加入2年目から主力に定着。J2通算では426試合に出場しているがこれは歴代7位となる。若い頃は攻撃的なポジションで活躍したがキャリアの途中でボランチにコンバートされた。キャリアのハイライトは2009年。50試合で13ゴールを記録して湘南のJ1復帰の立役者になった。同じ勝ち点で並んでいた49節の甲府戦(A)での劇的な決勝ゴールは伝説と言える。
MF 上里一将 (FC琉球など)→ J2通算で476試合。これは歴代4位となる。2004年高卒で札幌に加入したが「宮古島出身者として初のJリーガー誕生」となった。正確で、かつ、パワフルな左足が最大の武器。展開力があって1つのロングキックやサイドチェンジで局面をガラッと変えることが出来た。2022年に現役を引退したが19年間の現役生活の中でJ1でプレーしたのは札幌時代の2008年の1年間のみ。2011年にFC東京でプレーしたがこの年のFC東京はJ2所属だった。2019年に地元のクラブであるFC琉球に移籍。FC琉球でも主力として活躍した。
MF 松下裕樹 (ザスパクサツ群馬など)→ J2通算で歴代5位の441試合に出場している前橋育英高出身のボランチ。2000年に高卒で広島に加入したが出番に恵まれず。同期は森崎兄弟やDF駒野、MF山形恭など。錚々たるメンバーになる。転機になったのは2007年。地元のクラブである草津に加入すると主力に定着。2012年まで草津でプレーしたがMF熊林、MF櫻田などと一時代を築いた。2013年に横浜FCに移籍したが2015年にザスパに復帰。帰還の時にコメントした「ほっとけなかった。」というフレーズは話題に。地を這うようなミドルシュートが武器。
FW 小池純輝 (東京ヴェルディなど)→ 浦和ユース出身。草津・水戸・東京V・横浜FC・千葉・愛媛FCでもプレーしたがJ2通算で480試合で75ゴール。通算試合数はGK本間とFW中島裕に次いで歴代3位、通算ゴール数も歴代10位となる。若い頃は「裏への飛び出しを武器とするストライカー系の選手」だったが左右のWBなど守備的なポジションでプレーする機会も少なくなかった。2019年に東京Vに復帰したがストライカーとして開花。2019年は40試合で16ゴール。2009年のキャリアハイの6ゴールを大幅に上回った。2021年にもJ2で17ゴールを記録した。
FW 大黒将志 (京都サンガなど)→ J2通算では歴代1位となる108ゴールを挙げているストライカー。セリエAも含めてたくさんのクラブを渡り歩いているが大半のクラブでストライカーとして結果を残してきた。最初のG大阪を除くと4年以上連続で同じクラブでプレーしたことはない。移籍が多くて「さすらいのゴールゲッター」と言われた。天性の得点感覚を持ったストライカーでどんな形からもゴールを奪うことが出来る万能型の点取り屋だった。J1でも204試合で60ゴールを記録しており、日本代表としても22試合で5ゴールと活躍。W杯にも出場した。
FW 中島裕希 (町田ゼルビアなど)→ J2通算で歴代2位となる104ゴールを記録しているストライカー。最多は108ゴールのFW大黒になるが今シーズンもFW中島裕はJ2の町田でプレー。4試合に出場している。あと4ゴールに迫っているので「J2のゴール記録の更新」に期待が集まっている。FW柳沢やFW西村拓なども輩出して「ストライカー養成所」と言われる富山第一高出身。スピードがあって運動量も豊富で献身的なプレーも高く評価されている。J2で合計すると5度も2桁ゴールを記録しており、2007年は仙台、2013年は山形で2桁ゴールをクリアしている。
FW 船山貴之 (松本山雅など)→ J2通算で365試合に出場して96ゴール。通算のゴール数はJ2で歴代3位となる。松本山雅のエースとしてゴールを量産。2012年~2014年まで3年連続で2桁ゴールを記録した。J1でプレーしたのは川崎Fに加入した2015年の1年間のみ。J1では21試合で無得点。2016年に千葉に移籍すると千葉でもエースとして活躍。2018年と2019年に2桁ゴールを記録した。シュート意識が高くてミドルシュートが大きな武器になった。J2での通算試合数も歴代21位となる365試合。2023年はJFLのラインメール青森でプレーしている。
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