コンサドーレ札幌→ ミシャ体制になって早くも6年目となるが過去の成績は4位→10位→12位→10位→10位となる。初年度は大躍進したが2年目以降はずっと中位。J2生活が長かったクラブなので「J1に定着できている。」という点はポジティブに考えられるが、やはり、J1に居続けると欲が出てくる。10位あたりの成績で満足している選手は誰もいないはず。「もっといい成績を残せるのでは?」と考えるサポーターは多いだろう。
今オフは序盤でボランチのMF高嶺(→柏)が流出した。さらにFW興梠(→浦和)はレンタル終了。MFガブリエル・シャビエル(→未定)も退団した。マイナス要素もあるが昨秋に復帰が決まったGKク・ソンユン(大邱FC)以外ではDF馬場晴(東京V)、MF小林祐(神戸)、MF浅野雄(広島)を獲得した。近年の札幌は選手の入れ替えは少ないので選手の入れ替えに関しては「例年と同じくらい」と言えるが継続性は強みとなる。
注目はフォワード陣になる。FW興梠が退団してFWドウグラス・オリベイラ(→岩手)はレンタル移籍。移籍の噂が流れたFWトゥチッチは残留。昨夏に加入したFWキム・ゴンヒは残留。U-21日本代表のFW中島大も残留。評価の高いFW大森真(順天堂大)が加入したので他のポジションと比べるとフォワードに関する話題は多かった。FW中島大は出場機会を求めて移籍を選択してもおかしくなかったが彼もチームに残った。