■ Jリーグの開幕まであと1か月Jリーグの開幕まで1か月を切ってトレーニングマッチもスタートした。開幕が近づいてきたがほとんどのクラブはオフの補強が終了して今のメンバーで開幕を迎えることになる。もちろん、MFネタ・ラヴィ(マッカビ・ハイファ→G大阪?)、FWギアクマキス(セルティック→浦和?)、GKウーゴ・ソウザ(フラメンゴ→神戸?)など加入が噂されている選手は何人かいるが大半のクラブは補強の動きを止めている。
清水と磐田といわきFCと藤枝MYFCが新たに参戦するJ2は静岡勢に注目が集まるがオフの移籍市場で話題の中心になったのは仙台と町田の2つになる。移籍市場の序盤は仙台が突っ走って話題をほぼ独占したが中盤戦以降は町田がたくさんの有力選手を獲得して注目を集めた。大きな注目が集まる清水はGK権田、MF松岡大、FW鈴木唯、FWチアゴ・サンタナの4人の去就がまだ不透明。電撃移籍の可能性はある。
「1年でのJ1復帰」に失敗した仙台は昨シーズンは秋以降に大失速した。監督交代も実らず。主力が流出する苦しいオフになってもおかしくなかったがFW中山仁、MFフォギーニョ、MF氣田、DF真瀬など主力の大半が残留した上でMF郷家(神戸)、FW山田寛(C大阪)、MFエヴェルトン(ポルティモネンセ)、DF菅田(熊本)などを獲得。さらには期限付き移籍だったMF中島元とDFキム・テヒョンのレンタル延長にも成功した。
流出と言えるのは11ゴールのFW富樫敬(→鳥栖)くらい。FW中山仁、FW山田寛、FWホ・ヨンジュンが中心となるフォワードに関してはやや不安が残るがその他のポジションは十分。特にMFフォギーニョ、MF中島元、MF郷家、MFエヴェルトン、MF遠藤康、MF氣田のいる中盤はJ2屈指のクオリティと言える。ボランチよりも前のポジションであればどこでもこなすMF中島元をどの位置で起用するか?が注目点になる。