■ 浦和のFWユンカーの名古屋へのレンタル移籍報道されていたとおりで浦和のFWユンカーの名古屋へのレンタル移籍が決定した。2021年4月に浦和に加入したが初年度は21試合で9ゴール1アシスト。特に加入当初の勢いはすさまじくて最初の6試合でなんと7ゴールを記録した。旋風を巻き起こしたが怪我に苦しんだ。2022年も怪我に苦しんで21試合で7ゴール0アシストだった。プレー時間は2021年が1,302分、2022年が1,100分。途中出場するケースも多かった。
高い決定力とスピードを生かして違いを生み出したが稼働率の低さはネックとなった。報道されているだけでも8回ほど戦線を離脱している。スタメンで起用されて早々に怪我をして途中交代を余儀なくされた試合もあったがこれだけ怪我が多いと監督の信頼をつかむのは難しい。「スタメンで起用されないことに対して相当に不満を抱いていた。」と言われているがリカルド・ロドリゲス監督にも言い分はあるだろう。
名古屋にレンタル移籍となったが完全移籍にならなかったのは「高額な年俸ならびに移籍金が障害になった。」と考えられる。ノルウェーのクラブから浦和に加入したときに浦和が支払った移籍金は諸説あるが「2億8,000万円」と言われている。また、2022年の推定年俸はサッカーダイジェストの選手名鑑を見ると1億8,000万円となる。Jリーグの中ではお金持ちのクラブである名古屋でも簡単に捻出できる額ではない。