■ 4強(清水・仙台・町田・岡山)に続くのは・・・。2022年のJ2は「4強(清水・仙台・町田・岡山)が昇格争いの中心になる。」と考えられるが絶対的な強さがあるわけではない。清水はJ2の戦いには慣れておらず、仙台と町田は大型補強を敢行したが新戦力が馴染むまでに時間がかかる可能性はある。岡山はDFヨルディ・バイスとDF柳育崇が残留したので守備の不安は少ないが得点力アップのためにはFW櫻川ソロモンやFW坂本一など若手のブレイクが必要となる。
4強(清水・仙台・町田・岡山)のいずれかがスタートで躓いて中位あたりをウロウロする展開になることも十分に考えられるが4強(清水・仙台・町田・岡山)に続くのは甲府・徳島・磐田・長崎・千葉あたりと考えられる。この中で充実した補強が出来たのはACLに出場する甲府になる。MF長谷川元希やMF須貝など主力の大半が残留した上で年齢的な不安はあるがFWピーター・ウタカ(京都)を獲得。戦力UPに成功した。
ACLに初参戦するので「ACLとリーグ戦の両立」がテーマになるが2023年の日程を確認するとACLが秋-春制になったことでGLの1節は9月中旬、2節は10月初め、3節は10月下旬、4節は11月上旬、5節は11月下旬、6節は12月中旬となる。2023年のJ2の最終節(=42節)が11月12日(日)なので「ACLがあるのでJ2のリーグ戦に大きな負担がかかる。」というわけではなさそう。18位からの巻き返しは十分に可能と言える。