サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

最近のエントリー (20記事)

　2023/01/07 【J1編】順位予想バトル 2023年版受付は終了しました。 (現在の参加者：195名)・・・31名分 up!!!
　2023/01/08 【J2編】順位予想バトル 2023年版受付は終了しました。 (現在の参加者：149名)・・・25名分 up!!!
　2023/01/09 【J3編】順位予想バトル 2023年版受付は終了しました。 (現在の参加者：63名)・・・18名分 up!!!
　2023/11/29 全エントリーの一覧 (2018年-2023年)

お勧めしたいエントリー (15記事)

【J2編】今オフの戦力補強の中間評価～11：徳島、12：いわき、13：東京V、14：大宮、15：金沢、16：町田～ | | |　

※　2022年12月17日(土)の夜の時点。

16位：町田ゼルビア　D+

→　青森山田高の黒田監督を招聘して大きな注目が集まっているが2022年のチーム内得点ランキングの上位5人が揃って流出・退団・引退となった。中でも40試合で11ゴール7アシストのMF太田修(→新潟)、38試合で9ゴール10アシストのMF平戸(→京都)が抜けた影響は大きすぎる。FWドゥドゥ、FW鄭大世、MF長谷川アーリアジャスールも抜けたので攻撃に関してはゼロから再構築しないといけないだろう。

やはり、MF太田修とMF平戸がW流出したので高評価はしにくい。未知数な部分は多いが新たに獲得した選手の顔触れはなかなか面白い。「高評価はしにくいが非常に面白い補強が出来ている。」と言える。MF沼田駿(山口)、MF奥山洋(岩手)、MF荒木駿(鳥栖)、DF池田樹(秋田)、MF稲葉(秋田)を獲得したが「ポテンシャルの高い選手をかき集めている。」と言える。先を見据えた補強が出来ている点は高評価に値する。

15位：ツエーゲン金沢　C-

→　慌しいオフになっている。不動の右SBだったDF松田陸(→千葉)が流出してMF平松昇(→未定)はレンタル終了。秋以降に大ブレイクしたMF松本大(→広島)もレンタル終了。怪我の影響で出場機会はゼロだったMF塚元(→G大阪)もレンタル終了。FW丹羽(→秋田)はレンタル移籍となった。ベテランのDF廣井が現役を引退してDF高安(→FC琉球)は契約満了。今オフの限りで金沢を退団する選手がたくさん出ている。

新たに獲得したのはDF石原崇(仙台)、MF梶浦(FC東京)、GK中野(札幌)の3人になる。ベテランの域に入ったDF石原崇は攻撃力が高い。SBやWBのみならず、SHでの起用も考えられる。もともとは2列目が本職の選手になる。レンタル移籍のGK中野やMF梶浦がどこまで試合に絡めるのか？は注目点になる。2022年はMF塚元やMF須藤やDF高安やDF波本といった若手がほとんど or 全く試合に絡めなかった。

14位：大宮アルディージャ　C-

→　19位からの巻き返しを図るがMF菊地俊(→未定)、DF田代真(→未定)、DF山田将(→藤枝MYFC)、GK上田智(→藤枝MYFC)などが契約満了。左SBとして覚醒したDF小野雅(→山形)が流出して大宮U-18出身でCBのDF浦上(甲府)を獲得したが目立つのはこのくらい。静かなオフになっている。高校時代以来の復帰となるDF浦上は178センチながら安定感のあるCBである。守備の中心になることが期待される。

得点源のFW河田は序盤戦で活躍した後、ゴールが止まったことを考えると「CFが最優先補強ポイント」と言えるが、今のところ、補強の話は流れていない。FW登録のFW室井(東洋大)を獲得しているが170センチなのでCFでプレーするのは難しい。2022年の大宮は外国人選手を獲得せず。日本人オンリーの陣容だったが成功せず。J2でも日本人オンリーの陣容で好成績を残すのは難しい。外国人フォワードを獲得したい。

13位：東京ヴェルディ　C-

→　2年連続で13ゴールを挙げた得点源のFW佐藤凌(→福岡)が流出した穴をどう埋めるのか？が最大の注目点になる。すでにFWマリオ・エンゲルス(ロッテルダム)を獲得しているが過去の成績を見ると18-19シーズンにオランダの2部で33試合で24ゴールと大活躍している。ただ、結果を残しているのはこの1年のみ。その点は不安要素に挙げられる。動画を見る限りではウイングストライカー系の選手である。

期限付き移籍中のFW染野は是が非でもレンタル延長で引き止めたい。他に加入が決まったのはMF北島祐(福岡)とDF千田(秋田)になる。実績のある長身CBのDF千田は流出したDFンドカ・ボニフェイス(→横浜FC)の穴を埋めることが期待される。GKマテウス、MFバスケス・バイロンなどは契約更新が発表されたがU-21日本代表のCBのDF馬場晴の去就は不明。移籍市場で人気を集めているのは間違いない。

12位：いわきFC　C+

→　圧倒的な強さで2022年のJ3を制覇してJ2昇格を果たしたが有望株をたくさん抱えている。草刈り場になる可能性は高かったが予想に反して主力の多くは契約更新が発表済み。FW有田稜、DF嵯峨、MF山下優、DF日高大、DF家泉というJ3のベストイレブンに選ばれた5人のうち、流出したのは左SBのDF日高大(→千葉)のみ。他の4人は残留が決定した。FW有馬幸太郎。MF宮本英、MF岩渕の残留も確定した。

結局、主力級の選手で流出するのはDF日高大(→千葉)とGK坂田(→福岡)の2人だけ。大きな武器だったDF日高大の抜けた穴は大きいがキーパーのGK坂田は20試合のみ。序盤戦でスタメン起用されたGK鹿野がいるので穴は十分に埋まると考えられる。加入が決まったのは新卒の選手を除くとDF石田侑(鳥取)くらい。補強の話はまだ少ないがとにもかくにも「流出が最小限にとどまった。」というのは非常に大きい。

11位：徳島ヴォルティス　C+

→　8位に終わって「1年でのJ1復帰」を逃した徳島はポヤトス監督の流出が最大のニュースと言える。クラブは慰留したがG大阪の監督に就任することになった。23節から19試合負けなしを記録するなど就任2年目でようやく軌道に乗り始めていたことを考えると痛い流出と言えるが同じスペイン人のラバイン監督の就任が決定済み。基本的なやり方は変わらないと思うが新監督の手腕に注目が集まる。

例年どおりでオフの移籍市場の前半戦の動きは少ない。レンタル移籍のDF新井直(→新潟)が退団してFW一美(→京都)が流出してFWバケンガ(→未定)が契約満了になったがFW森海渡(柏)の獲得に成功した。特大級のポテンシャルを秘めた大型フォワードのFW森海渡にかかる期待は大きい。U-21日本代表のFW藤尾の動向も注目されるが例年どおりでこれから徳島の補強のニュースがバンバン流れるようになるだろう。

投票

　・【J1】今オフに「いい補強が出来ている。」と思うクラブはどこですか？
　・【J2】今オフに「いい補強が出来ている。」と思うクラブはどこですか？
　・【J3】今オフに「いい補強が出来ている。」と思うクラブはどこですか？