■ 活発になって来た移籍市場カタールW杯は準々決勝に投入した。その初日はブラジル vs クロアチア、アルゼンチン vs オランダという好カードだったがともにPK戦に突入してクロアチアならびにアルゼンチンが準決勝進出を果たした。2日目はモロッコ vs ポルトガル、フランス vs イングランドとなる。早くも生き残っているのは6チームのみ。大半の国はすでにカタールの地を離れている。W杯も残りは6試合のみ。12月18日(日)に決勝が行われる。
Jリーグの移籍市場はカタールW杯の日本代表の戦いが終了した後、一気に流れるようになった。成立した移籍の件数をカウントすると日本 vs クロアチアが行われた12月5日(月)は7件だったが12月6日(火)は12件、12月7日(水)は17件、12月8日(木)は15件、12月9日(金)は13件の移籍が成立した。これまで113件の移籍が成立しているが日本代表が敗れた後、12件+17件+15件+13件=57件の移籍が成立している。
113件のうち、ほぼ半分の57件が日本代表の敗退後に成立していることになるが12月10日(土)はゼロ件だった。平日ではない土曜日ということに加えて「カタールW杯の準々決勝に日本代表が進出していたら、結果に関わらず、その直後になるので移籍のニュースが埋もれてしまう。この日の移籍発表は出来るだけ避けた。」と考えられる。12件+17件+15件+13件と来て0件というのはかなりイレギュラーである。