※ 2022年12月10日(土)の夜の時点
ザスパクサツ群馬 ・・・ D+
→ 20位で辛うじてJ2残留を果たした群馬は大槻監督の続投が決定した。2023年が就任2年目となるが42試合で36得点のみだった攻撃陣は問題が山積みである。攻撃に関する各種のスタッツのほとんどがJ2でワースト級だったのでテコ入れを図らないといけないが「監督続投」となるとよほどの補強を行わない限りは今シーズンと同じで得点力不足に苦しむのは間違いない。続投に関しては賛否両論あるだろう。
昇格組はJ3王者のいわきFCはもちろん、2位で初昇格を果たした藤枝MYFCも力がある。2022年は下位に沈んだ大宮や甲府は地力や経験があることを踏まえると「群馬が降格候補の筆頭になる可能性は高い。」と言えるがオフの移籍市場での動きはまだ少ない。浦和ユース出身で大槻監督の教え子であるDF川上エドオジョン智慧(徳島)を獲得したが2022年はJ2の徳島で11試合のみ。プロ入り後は伸び悩んでいる。
今シーズンは右SBで起用されるケースが多かったがこのポジションには終盤になって定位置を確保した高卒1年目のDF岡本一がいることを考えると「右サイドハーフの位置で起用される可能性がある。」と言える。抜群のスピードを持った選手なので新天地の群馬で恩師である大槻監督と再会して殻を破るきっかけをつかみたい。Jリーガーとしての生き残りをかけた大事な1年になるのは間違いないところである。