※ 2022年12月11日(日)の夜の時点
町田ゼルビア ・・・ B-
→ 青森山田高の黒田監督を招聘した町田は慌しいオフになっている。パワハラ問題で鳥栖の監督を退いた金明輝氏をヘッドコーチとして招聘したのは驚きだったが選手の入れ替えも激しい。29試合で8ゴールのFWドゥドゥは契約満了、期待されながら32試合で2ゴールに終わったFWヴィニシウス・アラウージョも契約満了となったが「10番」としてずっとチームを引っ張って来たMF平戸(→京都)も移籍を選択した。
40試合で11ゴール7アシストと活躍したMF太田修にも新潟移籍の噂が流れているのでマイナスの要素は少なくないが補強のニュースも沢山流れている。大卒1年目ながら41試合で7ゴールを挙げたMF沼田駿(山口)の獲得に成功した。やや尻すぼみのシーズンになったがスピードを生かしたプレーは2022年のJ2で目立った。「J2の若手のアタッカーの中では屈指の有望株」と言える選手を獲得できたのは大きい。
守備的なポジションはDFチャン・ミンギュ(千葉)とDF池田樹(秋田)の獲得に成功した。CB陣は高齢化が進んでおり、重鎮のDF深津は38歳になった。今シーズンも33試合に出場したがさすがにきつくなってきた。DF高橋祥も31歳とベテランの域に入っており、19試合に出場したDF菅沼も32歳と高齢。CB陣の高齢化は懸念材料だったので23歳のDFチャン・ミンギュ、26歳のDF池田樹の獲得に成功したのは大きい。